商品の詳細

商品番号 KJ46
商品名 布袋図
価格 250,000
寸法 本紙 幅   55.5cm
    高さ 122.5cm
総丈 幅   71cm
    高さ 233cm
軸先 象牙
共箱
状態 良好
作者 下條 桂谷(略歴等末尾記載)

総丈

本紙

樹木

布袋

顔

銘

軸先

売り立て表

箱

外函表 外函表,銘

内箱表 内箱裏 内箱裏,銘


下條桂谷(げじょう けいこく)

1842年から1920年
天保十三年(1842年)七月二十四日,羽前国米沢(山形県米沢市)に生まれる。
本名正雄。
米沢藩の絵師目賀田雲川に師事し,狩野派を学ぶ。
明治八年狩野探美らと古書画鑑賞会を興し,明治十二年結成された竜池会に参加。
明治十五年第一回内国絵画共進会で審査員を務め,翌十六年第一回パリ日本美術縦覧会に葡萄
ニ栗鼠図を出品した。
明治二十年竜池会は日本美術協会と改称し,翌二十一年開催した第一回新古美術品展覧会で審
査委員長を務める。また,維新以降,海軍主計大監,海軍主計学校校長などを歴任し,明治三
十年貴族院議員に勅選。
明治三十一年日本美術協会系の若手作家が結成した日本画会の名誉会員となり,明治三十四年
の日本美術協会秋季展以降,金子堅太郎より引き継いで同展審査長を務めるなど,旧派の指導
者として重きをなした。
明治三十七年セントルイス万国博覧会で金牌を受賞。
明治四十年文展開設に際して新派に対抗し正派同志会を結成,同年日本美術協会第四十一回展
と連合して行った第一回展で審査長をつとめた。
門下に下條配下の四天王といわれた高島北海,望月金鳳,益頭峻南,佐久間鉄園らがいる。
大正九年(1920年)十二月一日に死去した。


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