レンタルサーバー通販(ショッピングサイト)SSLお薦め選択ヒント

昨今、ブログや掲示板を始め、無料で提供されているレンタルサーバーが多数あります。
無料レンタルサーバーには、思わぬ落とし穴が潜んでいます。
 趣味のサイト、個人小規模ショッピングサイト、中・大規模ショッピングサイト、それ
ぞれの対象毎に、具体的事例を提示して解説しています。ご参考となれば幸いです。

● 無料レンタルサーバーの落とし穴

 ブログや掲示板・ホームページ等、無料レンタルサーバーは、CMが自動掲載されるシステムで、CM料金収入がサーバー運営社に入る仕組みで成り立っています。パソコンからアクセスすると、自動車や保険などの商品CMが掲載されています。同じサイトに携帯電話からアクセスすると、出会い系サイトCMが掲載されていました。それらの出会い系サイトリンクを通過しなければ、本文コンテンツにたどり着けない仕組みとなっていました。誤ってクリックされるように巧妙な罠が構築されています。
 昨今社会問題化している、出会い系サイトやアダルトサイトなど、無料レンタルサーバーでホームページ、掲示板、ブログ等をご利用の皆様、携帯からアクセスしてCM内容を確認されることをお勧めします。無料レンタルサーバーは、管理上の制約があり、出会い系サイトアダルトサイトなどからのトラックバック、コメント入力に対して、必ずしも防ぎ切れない実情があります。これらの問題点を理解され、出来ましたら下記・趣味のサイトに移り変えると宜しいと思います。

 近年、海外サーバーを用いた無料ホームページ作成が、個人商店や宿泊施設、各種団体などで用 いられていますが、大手の無料ホームページ作成サイトにて、私の写真無断使用が数件発生し、其 の事件解決の際に確認した事項は、無料ホームページ・サイトでは、トップ頁のサイト・サーバー は米国カリフォルニア州に設置され、アップロード投稿された画像ファイルは、米国アリゾナ州に あるサーバーに蔵置され、このアリゾナ州のサーバーでの画像削除権限が、無料ユーザーに無いた め、英語でホームページ作成会社(サーバー管理者)への画像ファイル削除要請を実施し、2週間 程度の期間を要する事例が、既に2件、発生しています。ちなみに、この会社の本社は、中東にあ ります。有料サイトであれば、アップロードした画像ファイルへのアクセス・削除権限があります が、無料であるが故に、アップロード者が削除することも出来ず、画像ファイルのサーバ蔵置先の 管理権限が無い状態となる、著しい弊害が生じています。

● 趣味のサイト

 趣味のサイトでは、画像の情報量が多く扱えて、かつ、自作のCGI(カウンター・アンケート・ フォームメール・掲示板など)も設置できる事が目安となります。容量・CGI設置・ドメイン取得など、内容を吟味して選定します。
 ただし、SSL暗号化通信には対応していませんので、ショッピングサイトには不向きです。

 
● 個人小規模・ショッピングサイト
 ショッピングサイトでは、個人情報を扱うので、SSL暗号化通信が必須となります。
ドメイン取得と併用して、そのサイトの最低限の信用確保の目安となります 住所・氏名・電話番号を入力する注文フォームに鍵マークは必須です。
 個人小規模・ショッピングサイトの場合、SSLを単独で利用すると年間¥63,000相当以上の コストとなりますが、レンタルサーバー会社が提供する共用SSLを利用することで、 比較的割安となります。割安なレンタルサーバの『ABLENET(エイブルネット)』などがお薦めです。
代金引換え、郵便振替、銀行振込などの決済であれば、サーバ容量からみてお得感が・・・!

 クレジットカード決済は、法人格を取得していない個人では、クレジット会社との直接取引に依る
WEB決済契約は出来ません。しかし、代行業者を介して行えば、個人小規模・ショッピングサイトでも クレジットWEB決済が可能となります。「ABLENET 50GB 250円~ 転送量無制限サーバー」にて紹介されているクレジット代行決済との併用により、クレジット決済も可能となります。
 一般商店の場合、クレジット手数料3~5%が通常です。
代行業者の場合、更に3~5%の手数料上乗せと、決済迄の期間も長くなるデメリットがあります。
しかし、デメリットをカバーする売り上げ増が期待出来るのであれば、ショッピングサイト★★★

ABLENET(エイブルネット)

● 中・大規模ショッピングサイト(レンタルサーバー)

 中・大規模ショッピングサイトは、通常、専用サーバーで、SSL暗号化通信も独自に取得運用 されます。管理の観点から、自社内にサーバーを設置するか、最大限の信用がある外部に 専用サーバーをレンタルするか、それぞれ一長一短があります。
夫々特徴があります。目まぐるしく統廃合されいるIT業界ですので、長期安定性も加味し、比較検討されると宜しいと思います。

● 中・大規模ショッピングサイト(自社内・専用サーバー)
 ホテルや百貨店など、20~30年位前には12畳~20畳程度のコンピュータールームが一般でした。
常時20度の気温に保たれた部屋で、入退室に関してのセキュリティ対策はカギ一つといった程度でした。
 現在ではインターネットの普及で、扱う情報量は飛躍的に増大しています。しかし、専用サーバーの コンピューター性能はそれらを上回る程に高性能化して、かつ、容積も比較にならない程、小型化しています。
 自社内の小スペースで、専用サーバー・コンピュータールームを設置する場合、指紋認証や暗号化 によるセキュリティでの入退室管理や、ルームモニタ、サーバーアクセス情報の記録なども必須と なります。かつ、万が一に備えて、別住所地にバックアップも設けると完璧となります。

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