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下つ毛の三毳の山の小楢のす まぐはしろ子は 誰か笥か持たむ [万葉集・参四弐四、東歌] コナラはその名のように同じ種類のミズ ナラやナラガシワに比べて小さい木ですが 、雑木林の主役と云われ銀色の新芽の季節 や秋の赤・黄の葉が人々の目を引き、里山で は薪炭材やシイタケの原木として、落ち葉 は腐葉土となって肥料として利用されるな ど生活に深く関わって身近な木として親し まれてきました。 細長い楕円形のコナラの実(ドングリ)は、 かっては渋抜きをして食用にされていまし たが今はリスたちのご馳走となっています。 |
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