は す(光明寺)
夏の昼下がり、鎌倉材木座にある古刹の池には薄紅色の花をつけた蓮が、静かにその姿を見せています。 ここ光明寺は仁治元年(1240)北条経時が佐助ケ谷に建立した蓮華寺が前身と言われています。 お釈迦様が愛したと言われる蓮の花を前に、ご本尊の阿弥陀様は美しいやさしいお顔でおわします。 はすの花言葉「雄弁」はエジプトで「はす」が雄弁な神様に捧げられていることに由来しています。 ●あ し ●みごろ 光明寺は蓮池のほか京都の竜安寺を思わせる石庭、壮大な山門、広々とした境内など浄土宗関東総本山の名にふさわしいお寺です。 |
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はす(蓮) スイレン科の多年草。インド原産。古く大陸から渡来した。池沼・水田などに栽培。長い根茎を有し先端にゆくほど肥大しひげ根を出す。葉は水面に抽出し、円く楯形で60a内外に達し、長柄を有する。夏、白色または紅色などの花を開く。普通16弁で昼間開き、夕方しぼむ。果実・根茎(蓮根)などを食用。(広辞苑) |
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