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防風に沖より 曇りそめにけり 三浦汎司 ボタンボウフウは石川県と関東以西、四国、九州、南西諸島 の海岸地方に分布し、若葉を積んで食べるので食用防風ともい われます。 ボタンボウフウ(牡丹防風)はカワラボウフウ属の一種ですが、 葉がボタンに似ていること、邪悪な風による病を防ぐ=防風邪 の薬物に利用されることから、この名がつけられました。 沖縄では“一株食べると一日長生きする”として長命草(ちょ うめいそう)とよび、薬草として、あるいは刺身のツマとして も利用されています。 |
> セリ科 カワラボウフウ属 |
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