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ニュース 2008-2011

2011年3月-4月 東日本大震災に関連して
このたびの地震により被災された皆さまに謹んで見舞い申し上げます。

3/19  東日本大震災により避難された2家族の受け入れを、高知市危機管理室に3/14(月)申し入れ致しました。ご希望の方はご連絡ください。

3/30  義援金を住民スタッフ一同として高知新聞福祉事業団に届けました。続けてつぎのような支援物資のお願いをしております。

東日本大震災で被災された方々に対しまして、
少しでも協力出来る支援の物資があればと思い問合せをしましたところ、
次の希望が一部としてありました。ぜひ皆様のご協力をお願い申し上げます。

○ バスタオル  (新規のもの)
○ レインコート (女性用・洗濯可)
○ ヤッケ    (男女・洗濯可)
○ 絵本     (新しいもの)

窓口 宮城県石巻市カトリック幼稚園(大石)
受付窓口 NPO法人・ステラの家
受付期間 平成23年4月8日~4月30日まで
郵便番号 〒780-8010
住  所 高知市桟橋通5丁目6-12
電話・FAX 088-834-0177

4/10  知人の女医さんがボランティアとして福島県いわき市に入りました。是非皆様に読んでいただきたく、その報告をご本人の許可を得て掲載させていただきます。

 私は日本医師会の災害時医療チームとして、いわき市に行って参りました。医師会の所属ではありますが、全ては個人的に人を集め、自分の車を自分で運転して、医療用機材を積んで、自分達の食料と水を持って、指定された避難所を巡回して診療して参りました。現地の支援物資集配所には、全国から送られて来た、おびただしい量の段ボールが山積みになっていましたが、残念ながらその殆どは開けられる事も分類される事も無く、私の滞在中の7日間は誰の手にも触れられないままでした。私たちは物資の隣に寝泊まりしていたので、物資管理担当の方々と懇意になり、「医療用に必要な物はお持ち下さい」という言葉の基に、医療の根本に欠かせない、下着や衣服、カイロやオムツを私の小さな車に詰め込んで、毎日避難所に配って回りました。本来、私たちの仕事ではないでしょうが、誰かがやってくれるのをこれ以上待っているのは不可能と判断しました。3週間も同じパンツを履いて、寒い体育館の床に毛布を2枚敷いただけの寝床で震えていたら健康も害します。
津波に飲み込まれた小さな集落にも足を運びました。映像では伝わり得ない、悲痛な叫びや悲しみが辺り一面を覆っていました。言葉がありませんでした。この惨状から逃れて生き延びた方々の思いは様々です。息子夫婦が飲み込まれて一人ぼっちになったおばあちゃん、目の前を両親が流されて行った少年…そして避難所の掲示板の下には泥だらけのちぎれたアルバムが、未だに引き取り手のないまま置かれており、こうした中に避難している方々にかける言葉もない自分が情けなく、ただただ手を握りしめる事しかできませんでした。 それでも一週間毎日通う事で、皆さんの笑顔が少しずつ見られるようになり、少しは力になれたかなあ、と思っております。
市役所の方々に、入所者への配慮が足りない!と意見してしまった事もありましたが、自身も被災者であり、疲れ果てており、毎日発令される、実に分かりにくい原発に関わる書類の作成や配布に追われ、避難所の方々に1日一回の食事を配るだけで一杯一杯の所もありました。ですから私たちで出来る事は全てやりましょう、と、炊き出しボランティアの方々とも連携して、本当に全国のいろいろな方々と関わって、長い長い濃密な一週間を過ごして来たと思います。 今回の看護師さんの2人は、ネット配信で応募してくれた、初対面の方々でしたが、私の直感に狂いはありませんでした。コーディネーターとしては私の友人が参加してくれました。皆さん、原発事故現場から最も近い避難所であるにもかかわらず、参加を快諾してくれました。最高のメンバーでした。心から感謝です。いずれ必ずや復興するであろう、素晴らしい「いわき」でまた集まる事を約束して、それぞれの職場に戻っていきました。

様々な問題はまだまだ山積みです。
そして、日本国中、どこでも被災地になり得る災害大国日本は、これからもっとしっかりとした災害時の対応を構築して行かなくてはなりません。
そして皆さんの暖かい気持ちが、今だけでなく、ずっと長く続いていってくれる事を願って止みません。

長くなりましたが、御礼とご報告をさせて頂きました。
桜が満開、更に早くも枝先には新緑が芽吹いていますね。何が起ころうと、花は咲き、枝葉は芽吹く、この光景が被災地の方々にも勇気を与えてくれる事を信じております。
どうぞお元気でお過ごし下さい。

〓M.Katsuragi〓
2010年12月9日 高知市より津波避難ビル指定を受けました。
ステラ桟橋は民間ビルとして、高知市最初の指定となります。
当日、地域の防災会長を含め4人と、高知市市長応接室にて調印式を行いました。今後も地域の方々と密接に連絡を取りながら、桟橋地区の防災の一助となるよう、スタッフ一同、心を一つにして住民の安全を図っていきたいと考えております。
  
2008年11月26日 「ソーレ」での講演会
皆様へ ずいぶんとご無沙汰しましたけれど、やっと又もう一度、更新してゆく余裕が出来ました。
そのきっかけは11月6日の「ソーレ」で開催した講演会でした。100名余の方々にご参加いただき、大変有意義な時間を共有することができました。新しいスタートラインに立てたような講演会でYes,we can!という気持ちです。来年も又企画をしたいと考えております。なにかアイデアがございましたら是非メール下さいね。
今年講師をしていただいた松岡洋子さん、司会をしていただいた川竹大輔氏はじめ、座談会を引き締めてくださった伊藤亜人さん、後援していただいたソーレえいど様、誠にありがとうございました。
NPO法人 ステラ 伊藤雅子


2002-2004