契丹族政権--遼(916年〜1125年)


モンゴル系民族・キタイ(複数形キタン)漢字表記で「契丹」。遊牧民族で耶律阿保機(太祖)によって興隆。
二代太宗・耶律徳光で国号を「遼」とし、唐末の五代期に燕雲十六州・渤海国を併合し大帝国となる。
六代聖宗・耶律隆緒の時に国号を「契丹」とする。北宋を圧迫して「せん(ミ亶)渕の盟」を結ぶ。
天祚帝・耶律延禧の時、ツングース系女真族の完顔阿骨打(国号:金)により滅亡

遼中京の跡に立つ塔

  内蒙古自治区赤峰市寧城県にある。(写真クリックで拡大)