10/25市民集会 <市民の声を鎌倉市に届けましょう>


鎌倉市行政が正されることを求める10.25市民集会
~緑の洞門は保存&安全対策が可能なのになぜ破壊されようとしているのか~

 今、鎌倉市9月議会の空転が続いています。
 20年の長きにわたって、予防接種事業において、委託先の医師会から市が事前に押印した白紙の請求書をあずかり、役人自らが請求書を作成していたこと、しかも有効期限切れのワクチン接種すら行われていた事実。これらは、納税者である市民にとって許し難いことであり、鎌倉市政のその構造的な欠陥は徹底的に正されるべきです。

 昨年来、広く訴え、署名運動をし、保存を求めてきた緑の洞門(北鎌倉駅沿いの岩塊・トンネル)をめぐっても、私たちは鎌倉市行政の同根の問題点に直面し続けてきました。たとえば、昨年の秋には、都市整備部道路課による公文書偽造が明らかになりました。さらに、地元12町内会に、今にも緑の洞門が崩落して線路に雪崩れ込んで大惨事になる、といった恐怖を扇情する都市整備部のカラー文書が回覧されました。その必然性を専門家も否定しているにも関わらず、いまだなんの訂正もされていません。

 しかし、8月18日の一般社団法人日本トンネル技術協会による「北鎌倉隧道安全性検証等業務中間報告書」を受け、松尾鎌倉市長は20日に突然、緑の洞門を開削・破壊する方向性の決裁をしたのです。9月議会のための予算化も準備されていました。都市整備部が急きょ準備した書面をもとにして、正式な最終報告を待たずに行われました。
私たちは、市民や議員とすら何一つ話し合うことなく一方的に強行する不誠実さ、不当性、市長決裁の再考を訴えてきました。
 9月17日になって、やっと私たちは本来の正式報告書(最終報告)である「北鎌倉隧道安全性検証等業務報告書」「業務履行報告書」(8月31日)を情報公開請求で入手することができました。この正式報告書には、検証にあたった各委員の見解が記録されており、そこから緑の洞門保存&安全対策が十分可能だという確信をいっそう強めることができます。暫定的な中間報告書(市の方向性の決定)からおよそ1ヶ月、本来の報告書の内容が意図的に伏せられていたかのようです。鎌倉市行政の不当な工作、不誠実さを正し、あくまでも緑の洞門保存の現実性を訴え続けていきます。
 お誘い合わせの上、ぜひご参加くださるようよろしくお願い申し上げます。(鎌倉市民以外の参加も歓迎します)

───────────────────────────────
*日時:日時:2015年10月25日(日)午後1時半開場 2時開始
*会場:NPOセンター鎌倉2階(鎌倉市御成町18-10 鎌倉駅西口から市役所を過ぎてすぐ左)
*資料代・参加費:500円
~主催北鎌倉緑の洞門を守る会(北鎌倉史跡研究会)~
代表・出口茂 0467-24-6366 070-6458-4916
pyonpyon@cap.bekkoame.ne.jp(冒頭pを小文字にしてください)
───────────────────────────────

(クリックで拡大します)
***  ***