鎌倉市都市整備部の捏造、公文書偽造


   H26年10月20日の「北鎌倉駅沿いの岩塊・トンネルの保存について考える集い」において、私どもは鎌倉市都市整備部道路課が7月の文化財専門委員会会議の議事録を意図的に改ざんしている事実を、情報公開請求に基づいて公表しました。この集いの資料集で、文化財課がテープ起こしをして作成した正規の議事録が、道路課によるものではおよそ1/3が削除され、保存を示唆する委員の声を隠蔽したり、文化財専門委員会の会長を単なる委員と書き直したりして、洞門破壊に向けた情報操作を行っている証拠を提示しました。
 さらには、文化財専門委員会の河野委員の発言の最後の行「崩れてしまってはホームに影響が出るのではないか。」(同資料集13ページ)は、別の河合委員の発言(同資料集16ページ)を貼り付けたものでした。河野委員のすぐれた発言の価値をいっきょに押し下げるために、唐突に脈絡もなく別人の発言をねじ込んだのです。
 これは、どんな言い訳も通用しないれっきとした捏造です。鎌倉市の審議会である文化財専門委員会のすべての委員を冒涜する公文書偽造の犯罪行為です。この件についてはH26年12月16日の建設常任委員会で都市整備部長より謝罪がありましたが、一遍の謝罪ですまされる問題ではなく、道路課はもちろんのこと、監督・指導にあたる都市整備部の次長や部長、さらには鎌倉市長の責任が厳しく問われます。

 文書偽造・情報操作については、上記捏造の一部分ですが、以下の北鎌倉湧水ネットワークのブログが取り上げてくださっています。

安全協議会隠れ蓑に鎌倉市が岩塊・トンネル破壊に舵取り?