緑の洞門現状報告会のご報告


 2019年9月29日(日)午前10時過ぎから北鎌倉駅近くの山ノ内公会堂にて開催した「緑の洞門(北鎌倉隧道)現状報告会」は、椅子が足らなくなるほどの大盛況でした。

 まず、当会代表の出口茂が当日配布の資料集とこれまで情報公開請求で得た重要文書に基づいて報告し、その後参加者から数多くの意見をいただき、質疑応答が続きました。

 松尾市長には報告会に参加し、現状の説明をお願いしましたが、残念ながら参加いただくことはかないませんでした。また、すべての市議会議員各位にも参加を要請し、竹田市議、武野市議の発言をいただきました。メディアからは神奈川新聞の記者も参加いただきました。さらに山ノ内の町内会長や副会長の参加もあり、地元の大事な事を互いに案じる自治の息吹を感じました。

 9月22日の市主催の説明会に参加された方々も多く、その時も含めて市長の説明を求める声。円覚寺とその塔頭である雲頂庵が地元住民・市民に誠実に説明してほしい、話し合いをとの声。何よりも、危険きわまりない鎌倉街道迂回をやめて一刻も早く洞門を人が通れるようにとの熱意。

 こうした切実な願い、様々な提案、意見を、松尾市長や鎌倉市行政、鎌倉市議に伝え、車の通行による危険のない緑の洞門通行再開を求め続けていきます。

 最終的に65名の地元住民・市民が参加し、切実な願いと熱がこもった集まりとなりました。参加された方々ありがとうございました。そして、今後ともご支援・ご協力をお願い申し上げます。

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