鎌倉市文化財部との意見交換会と緊急アピール提出


  4月1日、北鎌倉・円覚寺の谷戸景観の保存を求める有志の会の方々と有志の鎌倉市民が鎌倉市文化財部と円覚寺尾根筋(岩塊)の価値について意見交換会を行ないました。当会からも会員数名が傍聴しました。
 以下、北鎌倉・円覚寺の谷戸景観の保存を求める有志の会のfacebookより転載し、ご紹介します。(強調:当会による)

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 4月1日意見交換会開催報告および鎌倉市長あてに学識者21名からの意見書を提出しました。
 4月1日午後4時から、伊藤正義鶴見大学教授と馬淵和雄日本考古学協会会員/理事および当会有志と市民が、市文化財部長をはじめとする事務方と意見交換会を行いました。
 この席で伊藤正義教授が、明治・大正・昭和・平成に至る当該区域の地図の変遷が示され、市が開削の大きな理由として主張している尾根先の大幅な改変がないことを証明されました。(鉄道敷設により尾根が大きく切られていないこと)
これに対し、市は従来の主張を繰り返し「意見は平行線である」と主張したため、結論が出てから開削をするかどうか検討するために、調査研究をすることを求めました。
文化財部長は、この日の会議の内容を市長に伝えることを約束しました。
 また意見交換会に先立って、日本中世史や考古学、建築工学の第一線の学識者21名からのアピール(意見)を、鎌倉市長あてに提出しました。
 このアピールは、4月5日に文化庁長官と県知事にも提出いたします。アピールの内容は、すべてウェブで公開してまいります。

 ↓アピールを寄せた方々一覧

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この件については、以下の北鎌倉湧水ネットワークのブログでも紹介されています。

↓上記ブログでも取り上げられている、小泉早大教授のコメント

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