北鎌倉の今を語り合う映像と歓談の夕べin侘助」報告


 8月15日(土)午後7時から、北鎌倉駅西口近くの侘助にて、「北鎌倉の今を語り合う映像と歓談の夕べ in 侘助 ~開発の標的にされた緑の洞門を通して~」を開催し、床に座り込む人も含め店一杯の約40名が参加しました。

**

 司会と会の代表の挨拶につづき、まず9分弱の写真・動画を上映しました。先月のソンベカフェで初上映したものを、その時のアンケートの意見などを受け、新しく作り直した作品第2弾です。

***

 ついで、北鎌倉駅周辺の森や切り通し、路地、史跡や洞門など、様々な恵みを織りなす映像を踏まえ、会の代表が現状を報告・説明しました。とくに、発覚した4、5年前の開発談合によって、緑の洞門の開削を突破口として北鎌倉駅周辺の開発が推し進められ、景観・風情が破壊されていく危機を訴えました。

 さらに、会員から、緑の洞門のせいで消防・緊急車両に弊害があると流布されていることについて、消防署への調査などを踏まえて、事実無根であることが明らかにされました。

***

 以上を受けて、ご参集いただいた方々との質疑応答、意見交換が活発に盛り上がり、有意義な会となりました。午後8時半で会をいったん閉め、かよて三吉のミニライブ、人形語り、三線の演奏と島唄をはさんで、遅くまで交流の場が続きました。

 当日、ご参加いただいた方々、緑の洞門保存運動への募金にご協力いただいた方々、ありがとうございました。今後とも様々なお店や場所で、こうしたイベントを継続していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


*** 参加者から、このような自筆の句もいただきました。紹介します。