6月1日の住民集会 約100名の参加で大成功


 2015年6月1日(月)午後6時過ぎから約2時間、北鎌倉駅近くの山ノ内公会堂にて、「開けてよ!どーもん・安全と風致風情の維持両立を願い 通行止めの早期解除を協議する住民集会」を開催し、約100名の大盛況でした。4月28日の一方的で突然の緑の洞門通行禁止で不便で困っている人、封鎖に怒っている人、解決方法を知りたい人々の大挙参集で、開会前にすでに椅子はなくなり、やがて床に座っていただくざぶとんも無くなり、立錐の余地のない熱気に包まれました。

 司会と会の代表の挨拶に続き、第1部はプロジェクターを使って「安全と風致風情の維持、両立を願って ~通行止めの早期解除に向けて~」の説明と参加者との活発な質疑応答、意見交換が続きました。洞門を通行禁止にして地元住民にたいへんな不便を強いる、市の提示する理由・根拠の不当・非道が指弾され、なぜそうまでして開削・破壊して4m道路を通そうとするのか、その背景・行き着く先が問題にされました。

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 第2部は、午後7時前に会場に到着した小泉淳教授(早稲田大学大学院・理工)を会場全体が拍手で迎えて始まりました。洞門の封鎖を一時解除して実現した5月8日の調査を踏まえた小泉教授のお話は、解りやすく的を射て、参加者全体を深く納得させるすばらしいものでした。
 フロアからいくつもの質問が積極的に飛び出し、的確に答弁され、回収したアンケートも含め、生で納得のいく話が聞けてほんとうによかったと、たくさんの声が寄せられました。

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 第2部の後、小泉教授を拍手で送り、集会決議「緑の洞門の緊急安全対策と封鎖解除を求める決議」を拍手で確認しました。(以下、クリックにて拡大)

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 最期に、現時点で1万7千数百の署名が集まり、6月10日に市議会に提出し、引き続き8月末〆切で第4次署名運動を継続すること。この夏から秋口にかけて重要な山場を迎え、さらに緑の洞門保存&安全対策の広範な運動を盛りたてていくことを確認し、大成功のうちに終了しました。

  なお、3名の市議会議員の参加のほか、メディアの取材もあり、カンパは73000円集まりました。さらに2名の方が当会へ新規入会され、会員は89名となりました。