第2回北鎌倉史跡巡りツアーに25名参加

 　5月9日（土）午前10時より、4月に続き2回目の北鎌倉史跡巡りツアーを行いました。総勢25名の参加で、3班に分かれ、3時間以上の散策となりました。

　前回と違い、今回は4月28日からの一方的で突然の緑の洞門通行止めにより、コースを変更せざるを得ませんでした。まず、緑の洞門の円覚寺側で洞門の歴史的価値と風情を味わい、鎌倉街道を権兵衛踏切まで回る市が強制した迂回路の大変さを実体験し、洞門の大船側まで一周しました。他はほぼ前回と同様のコースでしたが、円覚寺の山側・高野台の開発についての貴重な歴史説明も加わり、中身の濃いツアーとなりました。

　終了後、葛原ケ岡のこもれび広場で交流会を行い、参加された方々から洞門保存の署名にご協力いただき、保存運動への募金8600円を頂戴しました。また、新たにお二人入会いただき、会員数が86名となりました。

　交流会で書いていただいたアンケートから当日の感想を抜粋しておきます。
・「ガイドブックに載っていないような、素晴らしい北鎌倉の奥深さを知りえて本当によかったです」
・「自分では歩いて回ることの出来ないところや今の鎌倉を知ることが出来てよかったです」
・「身近に住みながら知らない鎌倉を知ることが出来ました」
・「30年住んでいて知らない穴場、楽しいときでした。残すべき歴史です。」
・「知らない道やいろんなお話を聞けてよかったです」
・「始めて歩くコース、知らなかった場所を説明を聞きながら歩くことが出来、大変有意義でした」

　また、今後の企画については、「台峯のツアー」とか「知らないところがまだあると思うので、他にも史跡巡りツアーがあれば」とのご要望がありました。今後、開発・保存の現場を辿るツアーなども企画していきたいと考えています。

北鎌倉駅に集合

封鎖された洞門を観察

やぐら群前にて

海蔵寺背後の尾根道