2014年12月13日集いのご報告


 2014年12月13日(土)午後6時から8時、北鎌倉駅近くの山ノ内公会堂にて、「北鎌倉駅沿いの岩塊・洞門(トンネル)の保存について考える集い」を開催し、スリッパや椅子がたりなくなり、座布団を床にしいて参加いただくほどの大盛況、69名の参加で大成功でした。詳細を伝えるスペースがないのが残念です。
 まず第一部として、「古き良きものを保存する精神と法-ドイツと日本の落差-」の演題で、ミヒャエル A.ミュラーさん(ドイツ生まれ、北鎌倉在住、弁護士)から約30分、プロジェクターを使って話していただきました。最後に回収したアンケートにも「とても良い会でした。ドイツの話は参考になりました。ドイツ並みの厳しい条例が鎌倉にも必要だと思います。」とあるように、日本の鎌倉との落差をまざまざと感じる内容でした。
 質疑応答に続いて、第二部は「岩塊・同門(トンネル)の保存に向けて~経過とこれから」を、会の代表が約30分話しました。冒頭に、前回10月20日の集いで採択した宣言文を改めて読み上げ会場全体で再確認し、35ページの資料集に基づいて保存の意義、署名・保存運動の盛り上がり、鎌倉市都市整備部の岩塊の不当なデフォルメや協議会の陳情の虚構を明らかにし、さらなる署名運動の推進を呼びかけました。
 それを受けて、署名運動の賛同者が次々発言し、会場内は緑の洞門保存の熱気に包まれました。
(当日の資料集は200円で入手できますので、ぜひご参照下さい。)  

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