首かしげ猫
塀の上で遭遇すると、人間の方に首を傾げて見ている。
長い訓練の末、私達からおやつを食べるようになった。
そして、非常に嫌々ながらも、撫でさせるまでになった。
(おやつの為なら、しょうがないな〜とでも言いたげに)
私達の足音を聞きつけると、何処からともなくやって来て
決まった塀の上に飛び乗り、「ニャー」と挨拶してくる。
でも、おやつを食べると、そそくさと行ってしまう。
年に何回か、お腹が大きくなり、何処かで子供を産んで、
育てている様子。 暫くすると、その様子はなくなる。
首かしげ猫の子供は、一度も見たことはない。
「2002年5月の顔」の首かしげ猫