2002.6.8 川口リリア・メインホール 18:05?〜21:10
「日本妖精伝」千秋楽でした。お天気もよく真夏のような日陽し。横浜から京浜東北線で一本なので、思ったより早く1時間ちょっと
で着きました。土曜日で、千秋楽ということもあってでしょう。普段より入り待ちのファンも多かったです。20人以上いました。
まさしさんは、取材があったようで(オリコンから「3000回認定書」の授与)、少し早めの2時半頃に楽屋入り。入り待ちが多かった
せいか、また少し警備が厳しくなったようでした。直接プレゼントを渡したり、サインを求めたりしてはいけないと事前に通告されて
いましたので、目の前で車から降りて楽屋入り口に向かわれるまさしさんをみんな遠巻きに見ていました。
誰かが「さださん、サインして!」と呼びかけていましたが、「ごめんねぇ」とまさしさん。これだけの人数がいるところで
サインを始めたら、収拾がつかなくなりますものね^^;
石川さんが一番遅い3時半に到着。すぐにファンに囲まれていました(^^) プレゼントを渡す人やサイン、一緒に写真を撮ってもらう
人、女性ばかりでなく男性もいました。石川さんの人気はすごかったです(@_@) まさしさん、負けちゃうんじゃないかと心配になる
ぐらい^^; なかなか石川さんが入ってこないので、スタッフが「リハーサル始まりますよ」と声をかけたぐらいです。私もお聞きし
たいことがあったので、ちょっとお引止めしてしまいました。m(__)m
3025回目のコンサート。千秋楽なので、やっとネタバレができます(笑)このツアーの特徴は、ステージ中央に作られた池(ミニ湖?)
でした(^^) 2トンの水を使っていたそうです。照明が反射して(鏡を使っていたらしい)ステージ後ろのスクリーンに映っていました。
それがときどき、ゆらゆらゆらめいて素敵でした(^^) ただ、1階の席からは池がよく見えなかったです。1階の後方でもやっと、、、
ステージを見下ろせる席だった方は、十分に堪能できたんじゃないかな。ちなみに、今回の席は1階6列でした。
オープニングは、青い照明の中をステージを這うようにドライアイスがたっぷりたかれました。(最前列の人は、かなり寒かったと
思いますよ) 霧の湖、ちょっと幻想的なオープニングシーンの1曲目は「ナイルにて」バックスクリーンにはピラミットの絵が。そして
2曲目は「バニヤン樹に白い月」とってもアダルトな感じがしました(*^^*) 「バニヤン樹に白い月」のときの、まさしさんのギターの
弾き方がすごく好きなんです。この日も、たっぷり聴かせていただきました。いつもより、おまけもあったみたい(^^)
衣装は、水色のスーツにチェックのシャツ。ストライプのネクタイで、ブルーのスニーカー。このツアーでは、ずっと同じだった
ようですね。この衣装、可愛いので好きです(*^^*) こういうタイプのスーツが、まさしさんに似合うと思うのですが。。。
3曲「CLOSE YOUR EYES」4曲目「きみのふるさと」5曲目「吸殻の風景」、懐かしい歌です(笑)
初心者調査が
あり、ものすごい拍手でした(笑)いつものように、私も初心者 (笑)こんなに初心者が多いのに、4曲目、5曲目の手拍子は、「まるま
上級者」でした(爆)千秋楽は、見慣れた顔がいっぱい。みんなの「盛り上げよう」という気持ちがあふれています(^^)
「僕は昔アイドルでした。もう、コンサートには若い娘がいっぱいで・・・今は惨憺たる・・・」と^^; 後ろの席のご婦人が
「ひどいこと、言うわねぇ」とぼやいていました^^; この方、さだまさし歴は、まだまだ少ないご様子。まさしさんの話に感心して
「そうそう」と声を出して言っていました。ラジオで玲子さんと悠里さんが「うなづきコンサート」と言っておられましたが、ほんとに
そうなんです(笑)「さだまさしのファンは、持ち上がりクラスだったんです」と結論が出たときには、そのご婦人、
「うまいわねぇ」と大爆笑されていました(笑)
「世界わが心の旅」で、グラスゴーへ行った話。バイオリンの産地で普通に思い浮かぶのは、1イタリア、
2ドイツ、3フランス・・・ワールドカップの話じゃないよと(笑)
3000回認定証をオリコンから授与されたことを、少し照れながら話されました。授与式は、さっき私たちが入ってきたロビーで
行われたそうです。そういえば、開場待ちの列を2台のカメラで撮っていました。後ろの通路に、テレビカメラが3台入っていて、
中央の出入り口に1台、またハンディカメラがステージの直前まで近づいて撮っているのも確認しました。
搬入口にNHKとフジテレビのロケ車が来ていたので、もしかしたらコンサ
ートを全部収録して、いつか放送するのかな?と期待していますが・・・。
RCクロフォードさん探しを、地元のFM局に頼もうという話になったとき、どこかで切り忘れた携帯電話が鳴り始めました。
最近また、増えてきましたね^^;<切り忘れ まさしさん、ちょっとキツイ口調で「実況中継しないでよ」と。ちょっとビックリして
しまいました。私も開演ギリギリまで、携帯メールを送っていたから^^;
グラスゴーのDJは、カッコイイんだ。猫背ではがきなんか読まないんだと(笑)100番100番の電話番号のことから、ダスキンの
不祥事について、謝っておられました。「きっと、ご恩返しすると思います」と締めくくり。
RCクロフォードさんの絵を市の美術館に見に行ったときの話になり、「三瓶です」のマネ(笑)これ、いつから始められたんでしょうね。
5月30日の相模大野のコンサートで初めてみましたが。カワイイんです。まさしさん(^^)
「ぼくらの身のまわりには赤い糸がたくさんあるんじゃないかな。でも、忙しかったりめんどくさかったりで、それをたぐのるのが
億劫になっちゃうんだよね。めんどくさがらずに、糸をたぐってみませんか」と話されました。確かに、いろんな縁があるなぁと
思うこのごろです。
6曲目「アメイジング・グレイス」、7曲目「北の国から」8曲目「案山子」、9曲目「道化師のソネット」
「「案山子」を作ったのは25歳のとき、12年前になりますか」と言われたとき、メンバーから抗議の音が(笑)
「さだまさしの曲は、あとになって評価があがることが多いから、先に買っておいたほうがいいい」と(笑)
「精霊流し」「無縁坂」が、グレープの死期を早めたという言葉は、ちょっと切なかったです。グレープ時代からのファンにとって、
複雑な思いになります。この日の「アメイジング・グレイス」は、今までで一番良かったように思いました。
心の奥を触られた感じ^^;
10曲目「関白宣言」の歌のあとは、お父さん救済キャンペーン(笑) 主要トークネタなので詳細は避けますが、「最近は、あと一歩
頑張ろうとやる気を出させてくれる家庭じゃない。無理するほどの家庭じゃないから、お父さんが頑張れなくなった。」
つまりは、日本がダメになった原因は家庭にあるんだというご意見。耳が痛かったです^^;
11曲め「勇気凛凛」、12曲め「秋桜」
「勇気凛凛」は、あの可愛いステップが見られました。まさしさんも岡沢さんも楽しそう(^^)
うーん、満足(笑)ゴン太ネタはありましたが、相模大野と同じように
加藤シヅエ先生からいただいたピンクレターの話がありませんでした。
小説の話。書いていると、うまくなるのはがわかる。2話を書いていると、1話が気になって書き直す。2話に行くと、2話が下手に
なっていて、また書きお直す、そうすると、また1話が気なって書き直す。そんなこんなで3話に行けないと笑っておられました。
まさしさん、小説を書く作業が楽しくて仕方ないといった感じ(^^)
秋には出版できるように考えているそうです。
お父さんの精霊船を作る話。これも重要なトークネタ?のようなので、詳しくは書きませんが「おやじは、不必要なぐらい元気」と(笑)
大分でコンサートがあったとき、前日に来てゴルフをして、シロシタガレイを食べて、翌日コンサートを見ないで「じゃあな」って
言って帰ったんだよ、と言っておられました。
13曲め「精霊流し」14曲め「長崎小夜曲」
「去年は楽しい1年だったけど、今年はわけがわからない1年」と、まさしさん。(ファンも、そうですよ^^;)「償い」が話題になっ
たこと。もともと、知人に起こった事実をもとに作られたことを話されました。無名の中にすごい人がいると。
「償い」の歌詞を取り上げた裁判長は、このツアーをどこかで聴かれたのか、以前からさだまさしのこの曲を知っていたのかは
分からないけれど・・・「命について考えよう」という風が吹いてきたと語っておられました。「償い」は今回のツアーの始めから
メニューに入っていました。この日で71回歌ったそうです。
15曲め「償い」を歌い終えられたあと、いったんステージ袖に引きあげられ衣装がえ。今度は、白いTシャツ(3000回)の上に、胸元に
はでな刺繍(スパンコール?)の入った白いシャツを羽織り、やはり真っ白のズボン。ブーツのような白いスニーカー(カッコイイ!)
この衣装は、ツアー最初の頃は、シンプルな白いTシャツにブルーのキラキラしたシャツでしたよね。違う衣装のときもあったのかな?
16曲め「1989渋滞」では、黒いギターを使われました。この1曲だけだったですね、黒いギターは。結局、どこのギターがわかりませんでした。
ネックの文字がよく見えなかった(T_T) たぶんYAMAHAのギターかな。
17曲め「春雷」の宅間さんのマリンバに、拍手がなかなか鳴り止まなく
て、まさしさんも何度もお辞儀をしていました。最後まで、宅間さん、魅せてくれました(^^) まさしさんのギターもカッコ良かった
けどね、ここはやっぱり宅間さんに主役を譲らないと^^;
18曲め「小さな手」
アンコールは、黒いスーツで「フレディもしくは三教街」 そして、ダブルアンコールは「落日」。ラストは、みんなの合唱でした。
まさしさんは歌うのをやめて、みんなの歌に聞き入っておられました。静かにフェイドアウトしていくお祭りの夜・・・心に残る
千秋楽でした。幕が下りたあと、ステージから三本締めの手拍子が聞こえました。まさしさん、メンバー&スタッフの皆さん、
ありがとうございました。m(__)m
<うちわ振りかざし隊報告>
千秋楽だったので(笑)、久しぶりにコンサート中にうちわを振りました(^^) 去年のようなスタッフによる「吉本」のような
ノリがなくてちょっと残念でしたが、宅間さんが一人でやらかしてくれました(笑)ありがとう、宅間さん!!
(はあと)
お見送りは、30人近くいたかも知れませんね。名古屋や大阪から来られた方もいました。道を隔てたところからのお見送りになり
ましたが、まさしさんの座る側だったのでよく見えました。車に乗り込む前に「ありがとう」と皆に向かって言ってくださり、
車に乗られてからは窓を開け、また「ありがとう」と手を振ってくださいました(^^)
最後まで無事故で、本当に良かった。まさしさん、メンバー&スタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございましたm(__)m
このツアーの間に、いろんなことがありましたね。秋は小説「精霊流し」で注目され、セイヤング復活。思いがけなかった「償い」
騒動(と言ってもいいぐらいですよね)コンサート3000回達成、そして50歳を迎えて・・・
まさしさんにとって、いろいろ思い出深いツアーだったのではないかしら?
それは、ファンである私にとっても・・・。
新聞・テレビ・週刊誌、次から次へとまさしさんのことが取り上げられて、
ファンとしても嬉しかった。正直にいうと、少し寂しく思う部分もあったけど・・・
人気が高くなればなるほど、ファンとの距離が広がっていくのはいたし方ないのかも知れない。
まさしさんも頑張っているんだもの。拗ねずに、ますます応援していかなくちゃいけないんですよね。
まさしさん、これからも頑張って。もっともっと素敵な30周年を迎えられますように(^^)