横須賀・番外編?

report:みさお

ツアーもしばらく休暇中。お休み前ということで、とても中身の濃いすばらしい一夜でした。長崎の風をたっぷり吸収していらしたからでしょうね。まさしさん、元気いっぱいでしたね。
八重桜のおはなしにしんみりとしていたら、今日の「日本がきこえる」で再会。コンサートの余韻にまだ浸っています。詳しいレポは黄菜さんにおまかせするとして、開演前と帰りのことを。

ピーススフィアのコーナーを準備するため、いつも1時間前には会場いりします。今回は、原田泰治先生の”二人の約束”複製画がサイン入りで届いていたので、その中身を確認したり(全部違うのです、川・土・丘・雪など)26日の記者会見の新聞記事が長崎からFAXされたものをポスターにしたりバタバタしていました。
すると、ピースのコーナー前方にきれいなおねえさんたちが集まり、会場係の打合せが始まりました。あの重いパッチワークと格闘しながら、ちょこっときいていると・・・以下リーダーさんのお話より。
本日はさだまさしさんのコンサートということで、全席完売。立見席を若干発売しています。・・・全国追っかけをしていらっしゃる熱心な方もおみえです。フラッシュ撮影をしたり、ステージに駆け寄ることのないようにみなさんチェックしていて下さい。
(私・まさしさんのファンって割とわきまえているとおもうんだけどな。)
開演後は、演奏中は入場できませんので、トークのときにお席までご案内するようになります。さださんは、トークには非常に慣れていらっしゃいます。お客様のご様子を見ながらお話してくださいますので、安心してゆっくりとご案内して下さい。云々

私はここで思わず手にした画鋲の箱のふたを落としてしまい、きれいなおねえさんが踏んでしまわないかとまた余計な心配をしたのでした。
そうだったのね!!あの恒例”ゆっくりお席をお探し下さい”や充実したトークには、おねえさんたちが安心してご案内できるようにという、まさしさんのあったかい配慮が含まれていたなんて・・・おねえさんたちもきっとお喜びのことでしょう。
私は、あのリーダーさんのやさしさも感じていました。だって普通だったら、”曲間の話が長いので(あ、ごめんね。)ゆっくり探せます”って事務的に言うと思うもの。リーダーさん、また今度横須賀でお会いできるのを楽しみにしています。

さて、その帰り。後片付けしてでたのが9時30分過ぎ。JRの本数が少なく、10時9分の横須賀線上りに乗りました。その車内の母娘の会話。お母様は、国学院大出(ただし9年先輩だと娘がばらしてた)のようで「さだまさしって昔はほんとにふさふさしていたわよ。」と、禁句発言。(この無礼者ぉ〜まさしさんと言えぇと耳をダンボにして聞いていました。)
でもこのお母様、まさしさんが自分より若い世代なのに苦労しつづけたことにいたく感心しており、「あんないい息子をもってお母さんはお幸せね。鼻高々でしょうね。あなたもまさしさんの苦労を少しは見習いなさい。」と娘にお説教。そのうち、母はまさしさんが弟の学費まで援助してあげたのだといい、娘は、逆に弟がまさしさんにおこづかいから5000円札(えっ、たしか500円札よね。)を三枚送ったのだといい、私が大船で降りるまで決着はつきませんでした。トークCDを買って研究していただきたいと切に願いつつお別れしました。
で、乗り換えた根岸線も発車まで20分。なにげなく座って待っていると向かい側頭上にまさしさんのポスター発見。”21世紀の君たちへ”CDジャケットと同じ子供たちの左側に小さく”続・帰郷”のまさしさん。通勤電車でしばらく楽しめそうです。うふっ!(^o^)

ピースの机に5合瓶をドンッ!とおいていかれたあの方へ。
目が点になってしまって、ろくにお礼も言わず失礼いたしました。この瓶に貯められたお金とあなたの想いの重さに、今頃ジ〜ンとしています。今回もまさしさんとみなさんからたくさんのエネルギーをいただきました。夏にむかってまたガンバっていきます。

まさしさん、できたら・・・
防人の詩の間奏のとき、サスペンダーなおさないでね。すごくあの世界に浸ってかっこよかったのにぃ。 それから、次は札幌で元気にツアー再開しようとメンバーに言ってらしたけど、長野とか八王子は、アコースティックでしたっけ?次回は相模大野でお会いしましょうね。

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