衝撃の幕開き−6時38分の大波乱! in 守山 (本編)
投稿者:信大のまーぼー
午後6時34分、会場内にベルが鳴ります。「1ベルか・・・。40分くらいにスタートやな」と思ったのも束の間、なんと開演前の場内アナウンスもないまま、いきなり場内暗転。つまり、本ベルだった訳です。滋賀の一地方都市での午後6時半開演は、やはりキツいのか、少しでも早くスタートさせたかったのでしょうねぇ・・・。
緞帳が降りたまま「唐八景」が流れ、そのあと「曲順通り(本人談)」に「風の篝火」のイントロが聞こえて、幕が開きました。
2ツアー連続での守山での公演。普段、京都・大阪までは遠征できない滋賀県在住の高年齢層の人が多くを占める会場は大きな拍手で盛り上がります。
1番を唄い終わります。当然、私はまっさんのギターに注目します。ハイポジションからスライドしてくる「例の」フレーズも無難にこなし、2番に入るまでのあと1小節、コード「Dm」のスリーフィンガーです。
「?・・・」
この1小節、何か違う。
「去年の秋の大阪では、こんなフレーズだったっけ?いつもと違う・・・」
思いだそうとしているうちに、2番に入ります。
「不思議絵の階段の・・・」
「!!!!!!!!!!!」
唄ってるメロディーが全然違う!歌詞は正しいのですが、メロディはなんと「ほおずき」なのです。当然、メロディーに歌詞がうまくハマる訳もなくまっさんも唄を中断。一瞬、ステージ上・会場ともに緊張が走りましたが、とにかく中間演奏から再スタート。何とか「風の篝火」そして「案山子」を唄い終えました。
「みなさんこんばんは、さだまさしでございます・・・なんていうご挨拶の前に、ただいまのキョーギについてご説明いたします」と、とちったことを素直に謝罪。中間演奏で自分が「何か違う演奏をしてる」ことに気づき「何のフレーズだろう」と頭の片隅で考えながら演奏を続け2番に入る寸前に「ほおずき」と気づいたまではよかったが、もう遅かった・・・。
一瞬凍り付いた会場も、このときにはほぐれており、「しばらく夢に出そうだ・・・。でも、この借りは今日中にきっちりお返しします!」と気を取り直して、コンサートは進みました。
2月9日(水) 守山市民ホール メニュー
0.唐八景(overture)
1.風の篝火
2.案山子
3.木根川橋
4.道化師のソネット
5.無縁坂
6.檸 檬
7.主人公
8.北の国から
9.夜間飛行
10.ふるさと(唱歌)
11.秋 桜
12.佐世保
13.遠い海
14.驛 舎
15.桜散る
16.飛 梅
17.修二会
18.ひき潮
EC1.聖 夜
防人の詩
・ 「シャトル」見学記の話題も出ましたが、オープニングの「出来事」で頭がとっ散らかって、整理できてません。また今度・・・。。
・ 今日の「修二会」のコーナー:弦が切れるトラブルもなく無事でした。
・ アンコール「夢の夢」をもしかしたら用意していたのかもしれないのですが、1回目のアンコールの幕が降りた時点で9時20分、お客さんは速攻で出口へ急ぐ!急ぐ!そのまま(予定外の?)終演となりました。
以上、簡単ですが、守山公演の速報でした。