中野サンプラザ・アコステ感想(1999/9/29)・・・(2)
今日は、吉田政美の誕生日なんです。吉田と知り合って、30年になるんですねぇ。ぼくは、毎年あいつの誕生日には、あいつの大好きなバーボンのブッカ―ズを贈っているんですが、今年はふんぱつしてバランタインの30年ものを贈りました。ウイスキーは、樽に寝かせている間に蒸発するんですが、それを「天使の取り分」なんて洒落て言いますけれど、25年寝かせると半分ちかくあるんですね。吉田は今夜、どんな思いで封を切るのだろうか。あいつと俺の天使の取り分聴いていただこうと思います。
「無縁坂」
「精霊流し」
25年ものを聴いていただきました(笑) 今夜のようなコンサート、しょっちゅうはできないけれど、好きなタイプのコンサートです。自分ちに友達が来てさ、かっこつけてサロンコンサートをするような。いつかどこかで、そんなコンサートをやる日が来るんだろうか。日本を1年に2周するパターンでコンサートをやってます。富山の薬売り状態(笑)。いつか引退という日が来るんですけれど・・・常設の小屋を作って、土曜日の夜7時半から4曲だけ歌うとか、そんなことができたらいいなぁ(笑)
ぼくはじじいに憧れてたから、年を取っていくことがとっても嬉しい。女の人で「こんな年になって」という人がいるけれど・・・年取ろうよ!人よりいっぱい取ろう!(笑)
アエラでは元気配達人なんて書かれたけど、ほんとはのた打ち回っているんですよ。ぼくはよく「元気」と「勇気」の話をするけれど・・・お客さんに言っているだけじゃない。自分にも言っているんです。・・・人の悪口を言いたくない。悪口を言うと、一番先に自分の耳が聴いているんです。・・・ちょっとなら頑張れる。毎日少しずつ頑張ろう。2センチの階段でも1年かけて上れば、思った以上に高いところに上れているんです。
コンサートで「引退」という言葉を初めて聞いたような気がして、ドキッとしてしまいました。長崎のNBCホールの304の座席から始まった歌手活動。「僕はいづれ304の席に戻ってくるんだ。それが歌い手の宿命なんだ。」当時、そうつぶやいたまさしさんの心情が、じわじわと胸に迫ってきます。「聞いてくれるお客さんがいる限りは歌いつづけるよ」という言葉と交互に私の胸にこだましていました。
「桜月夜」
「修二会」
<EC1>
年を取るということ、いやなこともあると思う。体力的なことはね、衰えたりするのは当たり前のことで・・・坂道だと思っていても他人から見れば平坦な道なのかもしれない・・・2000年を迎えて、ぼくのスペクタクルでミステリアスな来年にご期待ください。
「夢の夢」
<EC2>
「落日」
・・・♪幸せになろう いつか必ず〜・・・のリフレイン、客席も一緒に歌いました。好きな歌のひとつなので、とっても感激・・・「夢の夢」と続けて聴くと、より切なくて思わず涙がこぼれそうになりました。「ぼくの来年に期待してください」と言う意気込み、頼もしいですね。
<うちわ振りかざし隊報告(笑)>
この日まさしさんは、フジテレビの「2時のホント」に生出演された日でした。運悪く(A^^;)午前中(12時半まで)研修だったので、「入り待ち」は間に合わないとあきらめていたんですが、7月22日(WORLDの最終日)に知り合った人と一緒に入り待ちしようと約束していたので、昼食も取らずにダッシュで直行したんです。
中野に着いたのが、2時をちょっと過ぎたころ。思ったよりも早く着いたので、入り待ちも楽々(笑) 楽屋口付近でその方を待っていたんですが、とうとう現れませんでした(A^^;)(そういえば、当日のチケットは持っていないと言っていたなぁ。)しばらくの間誰も来なくて・・・。サンプラザの楽屋口は歩道に面している上、駅に近くて結構人通りが多いのに道幅が狭いんです。通りすがりの人に胡散臭く思われてしまったかも(A^^;)
そうこうしているうちに、Mさんが現れ、話し相手ができてホッとしました(笑) ちょうどMさんが持ってきていたラジオで(テレビ音声も受信できる)「2時のホント」に出演されている様子を聴くことができました。それが3時すぎ。これから楽屋入りとなると、声出しの時間が足りないんじゃない?と余計な心配をしながら、さらに待つこと30分。4時ちかくなって、警備の係りの人がスタンバイし始めました。いよいよです!(笑) 私も「うちわ」をひとつ取出してスタンバイしました(爆)
最初に現れたのは、宅間さん。薄いブルーのデニムのシャツを着て、ほんとに普段着という感じで親しみが持てるわぁ。それに珍しく笑顔でした(笑) 石川さんは沿線にお住まいだそうで、なんと電車で来られたんですねぇ。歩きで楽屋入りされるのを初めて見ました。お台場のフジTVから、4時を過ぎてやっとベンツで現れたまさしさんは、いつものラフなスタイルではなくてダブルのスーツでキメていました。(フェレのスーツにフェラガモの靴だったそうです(笑))
お見送りは、今まで私が参加した中では一番の人出に思えました。せまい道路の両脇に、4,50人いたかもしれません。若い女性が多かったなぁ。私達はちょうど車が通りにでる突先に真っ先に陣取って(笑)、それぞれにうちわを手に待っていると「お面白そうだから仲間に入れてください」と飛び入りの人も混ざって(笑) やっぱり「うちわ」は目立つんですね。これがジャニーズのファンだったら、普通なんでしょうけども(爆)
一番先に出てきたのは、やっぱり宅間さん。いつもはブォ〜ンと走り去ってしまうんですけれど、車の中から皆に会釈されているように見えました。帰りも歩きの石川さんが立ち話をされている間に、無理やりツーショットを撮ってもらいました(爆) これはかなり笑える写真です(笑)
そのあとしばらく経ってから、まさしさんが・・・「さださ〜ん!」という黄色い声援に左右に手を振って応えてくださってました。「うちわ振りかざし隊」にも気づいてくださったかなぁ(A^^;)