2001.1.26 ハーモニーホール座間

初めてのホールです。横浜から相鉄線「海老名」に行き、小田急線乗り換え「相武台」下車です。駅からバスが出ています。(歩くと15分ぐらい。)ホールが見えてきたところで、ビックリしたのが大きな垂れ幕。大きく「さだまさし」・・・う〜ん、まるで「演歌歌手」みたい!!(笑)

関東では「今年初」のコンサートになるためか、入り待ちもたくさん(10人)いました。全員顔見知りでしたが(笑) 私達には「今年初」でも、まさしさんやメンバーにとっては4回目。入りが遅かったです。とても寒い日でかなり厚着をして行ったんですが、2時間も待つと足が凍ってしまいそうでしたよ。いや、凍っていたかもしれない(笑) 話し相手がたくさんいたので、いつぞやの時のように「早くこ〜い!」と言いたくならずに済みました(笑) 2時間待ちつづけて、やっとまさしさんの車が来ました。ところが、足が棒のようになって動かない(A^^;) (やっぱり凍ってた?(笑))
まさしさんは、格子柄のジャケットにツィードのズボンだったかな。中に着ていたのは、グレーっぽいセーターだったと思います。この組み合わせ、老けて見えるなぁと思ったんですが(A^^;)、「落ちついて見える」というべきなのかな(笑)
まさしさんは、Mさんのお孫さんに気づいて、腰を落として同じの目線の高さになって「こんにちは。元気ですか」と話しかけられました。わぁ、まさしさんってほんとに子供好きなんだなぁと、思いました(^^) 小さい子に対して、同じ目線で話しかけるって案外できないと思いませんか? またまた、まさしさんの素敵なところを発見できて、嬉しかったです〜。

今日のチケットは、うっかり先行予約をしそびれ、まあ1回ぐらい行かなくてもいいかぁと思って一般でも購入していなかったんです。やっぱり我慢できなくなって買ったので、2階の真中ぐらいという席(2階2F列)でした。これが、3階席のようにも感じるぐらいの角度があって、いつも以上にまさしさんのおでこが光って見えました(A^^;) いつも、前の方に座っている人なら、絶対に買わない席ですよね(A^^;) だって、ストレスたまりそう。でも、ステージ全体が見渡せていいですよ。照明によってこんなにステージが変わるんだぁと感激したり、2階席には2階席なりの楽しみ方があるものです。ちょっと負け惜しみも入ってますが(爆)

まさしさんは、とてもお元気そうでした。コンビニのカップヌードルに、はまっているらしい(笑)「太るナァ」>まさしさん。そういえば、去年はズボンの中に入れていたシャツを、年明けから(静岡から)上に出して来ていらっしゃるんですよね。お正月、食べすぎて?太られたのかしらね?(笑) 静岡と浜松で、そのシャツが違う色のになっていたと聞いて、楽しみにしていたんですけど・・・残念ながら、元のに戻っていました。見たかったなぁ。キラキラのお正月限定?のシャツ(A^^;)
「最近は、行間を読んでくれる人が少なくなったから、歌作りが難しくなった。綺麗な言葉だなぁと思って使っても、その意味をわからない人が多い。だから、さだまさしの歌も、説明的に長くなってしまう(笑)」とまさしさん。前に職場の「昔、グレープのファンだった」という人に、布教活動(笑)の一環で、ソロになってからの曲のテープを作ってあげたとき、長い曲ばかりでちょうどよく録音するのが大変でした(A^^;) 
「今の子供たちは壊れているというけれど、大人が壊れているんだ。追い詰めたのは、私たちだ。」というお話は、ちょうど親の世代であるから身につまされます。普通の親子って、毎日どれぐらいの会話をするものなのでしょう? 私は、一人っ子で鍵っ子でおまけに片親生活が長かったから、普通っていう基準がわからない(A^^;) まあ、我が子等とは、つとめてたくさん話をしようと思います。まだ、間に合うかな?(A^^;)

去年のある日のコンサートで「やめるなら、15回目の今年がチャンス」と淋しいニュアンスでほのめかしていらっしゃった「夏・長崎から」も「いろいろあって、辞められなくなった」と嬉しいお言葉が聞けました。県の土地を借りて、いよいよピースミュージアムが建つようです。確かに、規模が拡大すればするほどしがらみが増えていって、多方面にいろいろ大変でしょうけれど、やり始めたことは、やはり最後までやり遂げなくてはね。がんばれ!>まさしさん
今年も加山さんが、参加してくださるそうです。先日のMフェアの加山さん、楽しかったですね。すっかり、まさしさんのペースに馴染んでおられました。稲佐山で、もっとはじけてくださるかもねぇ(笑)

21世紀の幕開けは、紅白の楽屋で谷村新司さんと迎えたのがちょっと不満そうなまさしさん。「ちっとも嬉しくなかった(笑)」そうです。紅白で、ホンダのロボット「アシモ」が踊っているのを見て、手塚治虫さんに見せてあげたかったと仰ってました。「もったいない人は先にいなくなりますねー。私は長生きするでしょう(笑)」と。まさしさんを「もったいなくない人」とは、誰も思わないでしょうけれど、ほんと長生きしてほしいです。まさしさんがいなくなると、私、とっても困るんですから(T_T)
「ポストカプセル」のことは、「日本が聞こえる」(1/22)にも書かれていたから、ネタバレOKですね(笑) 「日本人は生真面目だねぇ。16年も預かっていたんだよ。(アメリカ人じゃ無理。数えるたびに、数が違うんだから(笑))」と、まさしさん。古い友人夫婦(堂垣内夫妻)からの手紙を読み終えて「胸が熱くなった。そして、わかったことがある。未来の正体は、希望なんだな
五島龍君、庄司紗矢香さんの演奏会に行った話(「日本が聞こえる」(1/15))もありました。なんと、庄司紗矢香さんのお母さんは、「雪の朝」からのさだファン(追っかけだったらしい?(笑))なのだそうです。五島龍君も「防人の詩」が好きだとか。この若い二人との出会いも、まさしさんにとってパッションになったのかな。静岡では、「まだまだ死ぬわけにはいかない。ちょっとネジ巻かれてきたかな。今年からちょっとさださん頑張るから」とも仰られていたそうです。

まさしさんの今年は、わかっているだけでも大活躍間違いなし。「修二会コンサート」「薬師寺奉納公演」「新潟21世紀イベント」そのほかに「今年は、本を4冊出します」と宣言!? 秋には、ラジオの企画もあるらしい?楽しみですねぇ。ほんとにお身体を大切にして、頑張ってほしいなぁ。
「いい年を取るには、一日一日を誠実に生きることだね」と、かみ締めるように仰ってました。「ビートルズの曲に『64歳の頃』という曲があって、おじいさんになって髪の毛がなくなっても、バレンタインチョコをくれるかい?」という詩なんだけど・・・」(これは『When I'm sixty-four』という曲で、“Sgt. Pepper's lonely hearts club band”というアルバムに入っています。)うんうん、私、まさしさんがマル○ゲになっても(とうに覚悟はしているし(笑))チョコをあげたいわぁ!(笑) おっと、話がずれました(A^^;) まさしさんは、「64歳になっても、誰かが口ずさんでくれる歌を作るまでは頑張るよ」 と仰りたかったんです。16年後のまさしさん、きっと今以上に、いいお顔になっているでしょうね(^^) 私も負けないように、いい年を取らなくちゃ。

終了時間は、9時10分ぐらいでした。お帰りは、メンバーもまさしさんも早かったです〜(A^^;) まさしさんは、車の窓を開けて「どうもありがとう〜」と、声をかけてくださいました。短い言葉でも、声をかけていただけるのは、とっても感激します。\(^0^)/ 嬉しいわぁ。寒さなんて、忘れてしまいます。(いっときですけどね(笑))
こうして、私の「生さだ始め」は滞りなく(笑)終わりました。今年はいったい、あと何回コンサートに行けるかな。手元には、あと5枚のチケットがありますが(A^^;)
前日、諏訪はマイナス16℃。今年は、立派な「御神渡り」が見られそうですね。
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