7月5日(木)名古屋センチュリーホール
初めて行きましたが、近代的な造りできれいなホールでした。座長挨拶は、左側のドアから入場。きゃーっという歓声は、やっぱりいいですねぇ(笑) 千秋楽のせいか、心なしかまさしさん嬉しそうでした(^^) 「136回めのまさしんぐワールドです(笑)」って、NHKより少なくなってる〜(笑) 「コンサートと書いてあるときは、コンサート、フェスティバルと書いてあるときは、お芝居。そう決めてから、逆に守られなくなりましたね」今回は、新潟ミュージカルを再演してほしい、という意見が多かったので、なんとかファンの希望に応えようとなさったんですね。「皆に迷惑をかけないように、一人ミュージカルにしました」と仰いました。本番3日前にできた「構想45分、完成までに4時間」のミュージカルは、苦肉の策だったのでしょうけれど、かえってまさしさんの才能を今更ながらも感じさせてくれました。
一部・・・一人芝居
例のアドリブの部分は「森のあとは、やっぱり小泉」にスケールアップしていました(笑) 席は1階9列でしたが、初日の反対側だったので、また違った視点で楽しめました(^^)
フィナーレは、切り株の上に立って歌うまさしさん。こぶしを握り両手を空に突き出すところは、感極まってこちらまで力が入ってしまいました。うん、やっぱり、演技派だわー(^^)
<15分休憩>
第二部・・・玲子さんのコーナー
「ひとりじゃないよ」
「あなたの歌になりたい」
「私の場合」(未収録)
「掌」(詩・曲/さだまさし)
PINAO:白石浩一郎/GUITAR:安田裕美/BASS:川島かずひさ/バイオリン:友永ゆうこ
玲子さんの歌のバックにバイオリンが流れていたので、まさしさんは「いいねぇ。バイオリンをバックに歌うなんて。私の場合、弾きながら歌うわけにいかないし。弾きながら歌うと「のんき節」になっちゃうからね」あはは(笑)「のんき節」って、若い人にはわかんないですよー。私も、さっぱりわかりません(xx)\(~~)
三部・・・まさしさんの歌のコーナー
1.「夢と呼んではいけない」
2.「雨の夜と淋しい午後は」
3.「フェリー埠頭」
4.「あと1マイル」
5.「戦友会」
6.「天文学者になればよかった」
7.「長崎小夜曲」
8.「桐の花」
9.「祇園会」
10.「邪馬臺」
11.「舞姫」
アンコール
12.「未来」
13.「道化師のソネット」
メンバー/PIANO:倉田信雄/SAXOPHONE:平原智(まこと)/ACOUSTIC GUITAR:石川鷹彦/ELECTRIC GUITER:松原正樹/MARIMBA,PERCUSSIONS:宅間久善/BASS:岡沢章/DRUMS:島村英二
今年は、ずいぶんと通好みの選曲でした。まさしさんご自身も「渋いねー、堪えられないねぇ、と思っているあなた、病気です!(笑) 何がなんだかわからない、と思っているあなた、初心者です!(笑)」と仰ってました(^^)
「夢と呼んではいけない」
「雨の夜と淋しい午後は」
「フェリー埠頭」
注目の小説について、まだ出来あがっていない?ようなお話をフェスではなさったようですが、2日にゴルフに行かれたそうなので、目処は立っているということなのでしょう(^^) そういえば、まさしさん、少し日焼けされていたかな。お顔がシマって見えました(笑) ゴルフで、溜まっていたストレス発散なさったんでしょうね(^^) とてもお元気そうでした。
小説は、やはり8月末か9月初めになるそうです。見城氏と一致した意見は、市井の人々の小さな人生を大きく書こうということ。見城氏が、50才をすぎて「無縁坂」を聴いたとき(それまで「さだまさしの歌」を毛嫌いされていたそうです(A^^;))「こんなにいい歌だったのか」と涙が出たそうですね。(あるラジオ番組で語られていたそうです)それから、まさしさんの歌を聴き尽くし、「小さな人生を大きく歌う」まさしさんの姿勢に惚れ込んでしまわれたのだそうです。それで、見城氏からまさしさんに小説の依頼をすることになったのでしょうね。
「あと1マイル」
「戦友会」
前日の4日は、奈良・東大寺で、タムジンさんと新しいアルバム用の写真撮影をなさったそうです。「私のコネクションを使いまして、大仏殿で撮影したんですよ。日本の建築様式、日本家屋の持つ独特の明かり、これがまたとっても良かった」と満足されたご様子でした。きっと素敵な写真ができあがるでしょうね(^^) 妖精達の姿も写っているかしら?
「二月堂の石段、僕は昔からあの場所が好きなんです。『水取りやこもりの僧の履の音』という芭蕉の句があるけれど、お水取りが終わって(12日の真夜中3時頃)二月堂から宿坊に降りて行くお坊さん達の杖の音がかんかんかんと響いてね。あれは、妖精の音じゃないかなと思えてくるんです」お水取りの儀式までは、二月堂のまわりにはたくさんの参拝客がいるけれど、終わった後のことまで見ている人は少ないでしょうねぇ。こういう感性が、やっぱり素敵です(*^^*)<まさしさん
「僕が今まで出会ってきた素敵な人たちを、これからも歌って行きたい」と、まさしさん「でもね、曲作りは大変。曲作りをしている姿は、人に見られたくない(笑) 部屋を閉めきって『つる女房』のように、自分の毛を抜きながら(爆)」噺歌集にもあったけど、煮詰まると変な格好したり、湯を張っていないバスタブに入ったり、いろんなことをなさるそうですね(笑)
「天文学者になればよかった」
「長崎小夜曲」
「梅雨は、パウンドケーキとかカステラの類が美味しいね(笑) 空気のしめり具合がいいんだろうね。食べかけでそのまま置いておいても、パサパサにならない」この時期の名古屋のコンサートでよく話されるそうです(笑) それから「カステラの一切れって、不思議にみんな同じ厚さが頭に浮んでいると思うけど・・・一切れって、指で示してみて!」と客席に注文なさいました(笑)「カステラはね、ちぎって食うのが一番美味しいんですよ」と。
「桐の花」
「祇園会」
「血液がサラサラにするには、麦茶がいいんだって。これから、僕のことを「歌うみのもんた」と呼んで(笑)」今日の「おもいっきりテレビ」は、麦茶特集だったんですね(笑)
2日のゴルフのあと「手塚おさむ記念館」に行かれたそうで「紅白でホンダのロボット「アシモ」を見たけれど、すごいね。トヨタはどうした?パナソニックはどうした?(笑) どこかで作ってくれないかな。アトムを。皆で協すれば、出来そうな気がするんだけど」と仰ってました。
ほかには、赤チンの話(笑)(修学旅行の思い出)紅白のプロデューサーとケンカして10年ぐらいでていない時期があったという話、2001ポストカプセル、安比ニューイヤーパーティ(さだちゃんの女の子の話)の話がありました。
「邪馬臺」
「舞姫」
アンコール
「未来」
「道化師のソネット」
残念ながらダブルアンコールはありませんでした。名古屋は、お客さんの引き際が良い?(A^^;) でも、その分、たくさん話してくださったので満足でした(^^)
≪うちわ振りかざし隊報告≫
入り待ちは、炎天下のコンサート会場駐車場ではなく、冷房が効いた某所でしました。10人ぐらい居たかな。まさしさんは、オフ白のスーツに白地に茶色の小さな柄の入ったシャツでした。夏らしく爽やかでした(^^) ちょっとお話できたのですが(個人的なことです(A^^;))、にこにことお答え下さったので嬉しかったです(*^^*)
タクシーに乗られてからも、身をよじって皆に手を振ってくださいました(^^) 近くに居たおばさま方が「ああいうところが、さださんらしくっていいよねぇ」と、口々に言っておられました。
お見送りは、20人ぐらいでした。センチュリーは、駐車場出口の舗道しか待つ場所がなくて、ちょっと大変でした。普通に通行する方もいるわけですから(A^^;)
宅間さんは、なぜか名古屋ナンバーの自家用車で帰って行かれました。石川さんや他のメンバーは同じタクシーだったようです。玲子さんは、窓をあけて「夢平」リスナーの顔なじみさん?に向って「ありがと〜」と仰っていました。まさしさんは、別のタクシーでした。後部座席の右側に座っておられたので、遠目ながらも、ニッコリと笑って手を振ってくださったのが見えました(^^)
まさしさん、名古屋のあとは「七夕会」(7/16「日本が聞こえる」)と星野富弘さんとのトークショー(7/7)に備えて長崎に行かれたようです。ほんとにお忙しいですねー。「夏にいっぱい汗をかくと、夏ばてしないで、元気に夏を乗り切れる」と仰っていたかなぁ。長崎でちゃんぽん食べて汗かいて、仲間達と一所懸命遊んで汗かいて、詩島でバーベキューして汗かいて(笑)・・・故郷の空気をたっぷり吸って、元気に帰ってきてくださいねぇ。
名古屋と横浜は日帰り圏内なのですが、今回は泊まりにして、久し振りに名古屋の友人たち(うちわ振りかざし隊)と楽しい時間を過ごしました(^^)