「秋の虹」の歌詞に出てくる“まるめろ”は、
カリンによく似た小ぶりの果実。
諏訪湖畔の道路沿いには、まるめろの木がずっと植えられています。
4〜5月ごろにピンクがかった白い花を咲かせ、秋に黄色い実をつけます。 花はまだ見たことがないけれど、何度か諏訪を訪ねたとき、 実のひとつひとつに黄色い袋がかぶせられたまるめろを見たことがあります。 ナナカマドもまた湖畔に沿って植えられていて、歌の中には、場所を特定できるような言葉は 出てこないけれど、この歌を作ったときのまさしさんの心象風景は諏訪だったことは 間違いないでしょう。 諏訪の秋は、まるめろの黄色とルビーのように赤いナナカマドで彩られます。 (2004年11月)
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上諏訪駅構内にある“まるめろ” |
諏訪湖半の“まるめろ” |