銀色
〜MIDI〜 ”夕化粧”
「銀色」第一章の、名も無きヒロイン。生きている実感も無く、この世界が
嫌いだという彼女。しかし、死を前にして本当はこの世界が好きであることに
気付き、銀糸に願いをこめる…。
悲しい結末ではあるけれど、最後に自分の本当の気持ちに気付けたことが
救いですね。雪原に咲いた一輪のあやめが、彼女の存在を象徴しているようで
とても切なくなります。