2001-06-10 前田日明トークライブ 川崎アゼリア
川崎のアゼリア地下広場でRINGS前田社長のトークが有りました。KOKのCD(¥3000)を買ってサイン、握手会に参加してきました。前日も都内でトークがあったそうですが、内容的には違ったものだったようです。
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主なトーク内容です。(私の記憶ですので、若干の間違い等はご容赦願います)
・前田氏の嫌いなレスラーは?
責任を取らないレスラー、人間は社会的動物だから、責任と義務があるのに、権利ばかり主張する奴。
レスラーがケガしてマイクで「今日はケガして、勝てなかった」と言っているのを聞くと、プロじゃないと思う。リング上でセ**りこくな。自己満足のレスラーが居る。
・前田氏は、、
お客のことは、意識したことは無いけど、評価する方と、される方(リング上の2人)の評価は違う。
42年生きているから分かるけど、神様にいいことをすると、安らぎを与えてくれる。(ニイ御霊、アラ御霊とか宗教的なことを言う)
・フライ戦のこと
親指立てて掌底やってきた。フライが「恥をかかせてやれ」と思っていたと思う。馬鹿にされていると思った。
「プロだから、ガキのケンカじゃないから、ルールがある。プライドがないのか」と思った。
・KOKルールについて
「プロレスファンをどうやって、総合格闘技に持ってくるかが、命題だった。ルールにゲーム性を持たせたかった。他の格闘技から参入しやすくした。グランド打撃有りにすると、大きい力のある 奴がトクをするか、膠着する。「ホモのレズビアンショーみたいになる」」
「ルール問題は難しく、少年法があって18歳以下には適用出来ないのと同じようなもの」
「前田さんも少年法に救われたんじゃないですか?」(笑い)
・カレリン戦について
カレリン戦は、ルール70%、その他の取り巻く環境が30%。リングスロシアからカレリンに迫っていった。カレリンは官僚で、大佐だった。60過ぎのおばあちゃんでも知っている英雄だった。
闘ったときは、組み合ってすぐは、力は分からなかった。しかし、ポジションを取りに行くと、ダンプカーにぶつかったような衝撃を感じた。普通、100キロ越えると、人間はどうやっても体脂肪率は、20%くらいになるが、カレリンは10%くらいだという。凄い。
・タイソン戦について
リングス旗揚げの時、タイソンと交渉した。話をしたこともある。素朴な田舎のお兄ちゃんという感じだった。そして照れ屋だった。しかし、例のレイプ事件が起こって話が止まってしまった。
猪木さんが小川と闘うというタイソンのエージェントは、誰も知らない。自称エージェントという奴も多い。俺はW0W0Wのタイソン担当を通して話をしていたが、アメリカには山師みたいなのもいる。100億でやると言って一生逃げ回るような奴もいる。
・ロシア以外でびっくりした国
グルジア、ダキスタン?(ハンの出身国)などはビックリ。グルジアは、内戦中で、どの家にも機関銃があって、トカレフ持っていた。グルジアは、男尊女卑の国。酒飲むと、関係ないのがいっぱい来る。さんざん飲まされ、ワインを角の様なもので飲まされた。飲んでも減らない。全部飲んで、どのくらい有ったか聞くと、ボトル(750ml)*3本くらい入っていたという。
・あと、酒の話が続くけど、品の無い話もあったので割愛。
・大阪時代の武勇伝
俺と空手の先輩と彼女で、暴走族10人くらいとケンカになった。運河にたたき込んで、持っていた木刀で突いてやった。
・:**陽高校の話
俺より大きいのが2人居た。阪神の岡田は、俺が1年のときの3年生。4番でピッチャーだった。受験の時、参考書を買ったが、試験の日、電車で読んだだけだった。一夜漬けというか、15分漬けだ。試験を受けると、分からないから、カンニングしかないと思って、回りの奴をみると、モヒカンの奴、鉄腕アトムみたいに剃り込みを入れた奴ばかりでお互いがやっていた。
あと、いろいろ思い出がありましたが、ちょっと問題発言もあったので、ここには書きません。その後、握手会とサイン会がありました。