2001/12/15
猪木塾トークライブ
・本文は、私の記憶及び興味が中心ですので、若干の聞き間違い等はご容赦願います。(転載不可)
AM10:15定刻に猪木氏「イノキボンバイエ」で登場、司会はヤマモ。
猪木「元気ですかー。元気があれば女が出来る。元気があれば子供も出来る、、何かこれ言ったかなあ、、、(笑い)」
B.ジョンストンについて
「最初は全然動けなかったが、気を入れてもらったりしていると段々と良くなり、今では歩行器に掴まって会話も出来るようになった」
いいコーチとは?
「日本の選手は大舞台に弱いという。これはコーチにも責任がある。「勝て、勝て」とプレッシャーを掛けると、眠れなくなったり、薬に頼ったりして却って力が発揮できない。いいコーチとは「やることはやったんだ。後は神のみぞ知るところだから、、」とリラックスさせられる事が必要だ。永田なんかは新日本を背負い負けたらどうしようと固くなり過ぎている」
高田 VS ミルコ
「藤田にアクシデントが有ったとはいえ勝ったミルコに引き分ければ、レベルが上がると考えた。俺はそう思う。勝てるチャンスが有ったのに勝てなかった。」
「変わることを嫌う人が多いが、いい方向に変わるからいいじゃないかと気楽に思えばいい」
藤波のこと
「ドームのキップが売れないと言う事で俺のところへきた。三つ巴戦を提案したら藤波はやりませんという。何事にもやるタイミングというのがある。俺は新日本プロレスの創業者だからそういったことが分かるが、藤波はそう言ったことが分からない」
藤田のこと
「藤田はアメリカ来てブラジルへ行こうとしていたが、日本へ戻り、気を入れてもらったりして、タイへ行った。そこでアキレス腱を切ってしまった。
総大将である俺が知らないところで起こった。それはいけないことだ。事務所の伊藤を無期限懲戒にした」
「いろんな事が起きても、自分をしっかり持っておけばいい」
猪木軍 VS K-1
「最初は猪木のカンバン貸すだけと思っていたが、藤田のこと、小川のことで、俺が頭を下げなきゃならなくなった」
「小川がでなきゃ、俺がタイツならぬふんどしを締めて出ていく」(大拍手)
「紅白はいいときは80%、悪くなったといっても50%くらいある番組だ。これに挑戦して10%取ったのは、98?年の野球拳みたいな番組だけだそうだ。俺は必ず10%取ってみせる」
猪木エックスというブランド
「コンドームの会社の社長と友達で、飯を食う機会があった。コンドームを会場で配ってくれと頼まれている。そうすると 風船にされて飛ばされると思うが、これを面白いと取るか、くだらないと考えるか。猪木エックスというファッションが今度出来るのだけど、コンドームをぶら下げようか。「いつ、何時、誰の挑戦でも受ける」(爆笑)」
「とっぽい所は有った方がいい。俺はとっぽくないけれど、○ん○んはとっぽい。(爆笑)」
猪木コールが何故起こるか
「古舘が脳の研究をしている。脳は広げると1m四方になるのだそうで、頭蓋骨に入っているから解放されたがっている。開放感が欲しいから猪木コールが起こる(若干意味不明、聞き間違いか)」
映像の新技術
「プロレスをテーマに政治、経済が見える。1/4ドームではアメリカの映像の新技術で試験的にやってみる」
このあたりから、質問コーナ
苦しい時は?
「身内、家族に聞いて貰える人を作る。リンカーンもそうだった。」
小川とマイク・タイソンは?
「3月か4月にボクシングの大きな試合をやると思った。俺が会った時はタイソンはやる気だったけど」
アフガニスタンのこと
「パキスタンには良く行っていたし、アクラム・ペールワンの墓参りにも行きたかった。大仁田が行ったそうだが、大仁田はバカだ。俺の紹介状があれば大統領にだって会えるのに」
ベテランになった時の心の持っていき方
「イメージトレーニングをすること。負けたらどうしようと思わず、踏み出す勇気が必要。俺は行動指向だ。勝負は神様が決める事」
「今回の飛行機のなかでも、スチュワーデス2人に気合を入れてきた」
タイガー・ジェットシンは?
「以心伝心、ジェットシンだ。頭のいい選手だ。怒りが収まると選手は郷愁を感じる」
アミン大統領と闘う予定だったが、ビン・ラディンは?
「面白い発想だ。昔、ニューヨークにはそんなキャラの奴居たな。アイアン・シークとかグレート東郷とかトージョーなんてのも居たな」
女とのつきあい方
「男は浮気っぽい。女はそのタネをひとつ取ればいい。5カウントうまく使って反則負けにならないようにしよう」(笑い)
猪木氏の好きな歌
「高田恭子さんが歌っていた「みんな夢の中」という歌」(BGM)
蝶野のこと
「あの3バカのなかでは、一番頭がいい。レスラーとしては、武藤、橋本、蝶野と言ったところだろうが蝶野はそれをカバーしている」
WWFについて
「俺の予想どおりになっただろ。WCWのマンデーナイトロとWWFが競争してた頃は、13%くらい視聴率もあったが、今は2%くらいだ。ビンスは興行師としては凄いが、奴はプロレスに誇りを持っていないから,XFLなんかに手を出し失敗した。俺たちはプロレスに誇りを持っている。最後には精神性が問われるのだ」
ミスター高橋の本について
「俺は読んでいない。「貧すれば鈍する」という言葉がある。俺は祖父から「心の貧乏人になるな」と教えられてきた。新日本からカネもらってセキュリティの会社を起こしたのに、、、、昔、何十年もお世話になった業界の悪口を言うのはいけないと思う」(拍手喝采)
対馬場戦16連敗について(私の質問)
「若かった頃の話だな。そんなことを言ってると、全国の猪木ファンに怒られるぞ。*******かも知れんぞ。ジャイアント馬場という人は超能力があって、当たっていないチョップでも人が倒れる。今度の1/4でも新しい技術を導入してあらゆる方向から見れる様になる。そういう風にみて欲しい」
私見「答えになってなかったが、分かりましたと答えました。野次も出ましたが、馬場戦16連敗は若かった頃とは言え、猪木氏には触れられたくなかったのでしょう。私は日プロの頃は馬場が猪木を凌駕していたと思っています」
最後に21世紀の格闘界は?
「格闘ちゃんこ鍋状態。「猪木が笑えば世界が笑う」(大拍手)
「道」の朗読、、、そしてみんなで、1、2、3、ダー。
実際は、これ以上のトークもありましたが、私の興味のある部分を中心にまとめました。
アントニオ猪木氏には不快な質問もあったと思いますが、お答えいただいた事に深く感謝します。また闘魂ビンタも戴きまして元気を与えて下さったことにも感謝します。