 |
 |
at Shinsaibashi Club Quattro, Osaka / 2003.02.01 |
|
|
 |
昨年のフジロック、Red
Marqueeでの衝撃が忘れられず
Dovesのフルライブを見に行ってまいりました。
いまや本国イギリスでは、大きな会場を満員にするほどの
存在感を持っているというDovesですが、ここ日本では
まだクアトロレベル。この日も、会場の8割ぐらいは
埋まってたようですが、あれで何人ぐらいですかね?
500人ぐらい?もうちょっといたか??
ほど良い熱気の中、ほぼ定刻にスタート。
演奏が始まる前に、ステージ後方のスクリーンには
ショートフィルムが映し出されました。
ストーリーは、かなり意味不明というか「あってないようなもの」と
言ってもいいかもしれません。たぶん、ストーリーよりも
その映像の「雰囲気」を見せたかったんでしょうね。
イギリスのバンド全般に言えるのかもしれませんが、
ライブで使う映像やイメージ、CDのジャケット、Webデザイン
などなど、繊細な「見た目」を重視する傾向が強い気がします。
(アメリカの人たちは、そのへんが大雑把な感じ)
このあと、ライブ全編にわたって、シングル曲のPVも含めた
映像が映され続けていました。ザラザラ感がいい感じ♪
フジロックでは、初めての日本だったからなのか
持ち時間が短かったからなのか、
とにかく最初からフルスピードでぶっ飛ばしてた印象があり、
後半の演奏はちょっとチグハグもしていました。
でも、今回はぜんぜん余裕な感じで、
これ以上ないほどに引き締まった演奏を繰り広げていました!
(途中、タバコ吸ったり、ビール飲んだり、リズムを取り損ねたりも
してたけども…)
でもね、少し複雑な思いです。
このまま、こういうこじんまりとしたところで
このDovesワールドに浸ることができるゼイタクを喜ぶ反面、
この演奏がアリーナクラスの会場(たとえば武道館とか)で
やられた日には、もっとすごいことになるんじゃないかという
想像も十分にできるわけですから。
こういう気持ちは、かつてのRadioheadと同じ。
ま、そんなことで、そんじょそこらじゃ見られないほどの
幻想的なライブでした!
大満足。大阪サイコー。
あ、最後に。
ライブの締めを飾った曲、フジロックの最後にもやったし
今回はよりパワーアップした演奏でしたが、まだ公式に
発表されていない曲です。
これ、もしシングルか何かで発表したら
世界中のダンスフロアは、このビートにヤラれちゃうこと
間違いなしだと思われます。
世界中にこの曲を聴かせてやろうぜ!
腰抜かすぞ!!
-----
後記:
この締めの曲"Spaceface"は
彼らがDovesを名乗る前のダンス・ユニットSub
Sub時代
12年前のシングル曲だそうです。
このとき、世界は腰を抜かさなかったってことですね…。
腰を抜かしたのは、12年後のオレだけってことね。
(2003.03.03) |
 |
 |
01. |
Pounding |
02. |
There Goes the Fear |
03. |
Sea Song |
04. |
Rise |
05. |
Catch the Sun |
06. |
Satellites |
07. |
Words |
08. |
The Man Who Told Everything |
09. |
Last Broadcast |
10. |
Where We're Calling From 〜 N.Y. |
11. |
A House |
12. |
Caught by the River |
13. |
The Cedar Room |
[ Encore ] |
14. |
Here It Comes |
15. |
Spaceface |
|
|
posted on 2003.02.03 |