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at Pacifico Yokohama / 2002.10.06 |
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アラニス・モリセットとの出会いは、大学生の頃。 "Smells Like Teen
Spirit"のような劇的な展開の曲が、 とんでもない女性の声に乗って聞こえてきたのを覚えてる。
こいつぁ、何をそんなに怒ってるんだろう?
どうやらオトコに対して怒ってるらしい、ということがわかった。 お、おそろしや…、と恐れおののいていたのは遠い昔。 今日のたったひとつのお目当ての曲が、その"You
Oughta
Know"! オレって、実はイジメられるのが好きなのか??
17:15。 日曜日は早いスタートらしい。 アラニスもバンドも観客も、熱すぎず冷たすぎず、いい按配で進む。 アラニスさん、立ち止まって歌わない、歌わない! ずっとステージを左右に動きっぱなし。 ちっとは落ち着けよ、と余計なお世話を焼きたくなる。 照明がごっついキレイ。
彼女のオリジナルアルバムはこれまで3枚発表されていて、 枚数を重ねるごとに良くなってると思うんだけど、
ライブで聴いててウキウキする曲ってのが
なぜか1枚目のアルバムなんだな。 記憶の奥底に、知らず知らず刻まれてしまってるのかね?
カッチリ決まった演奏を堪能。 ドラムの人が、一番近くにあるハイハットを力の限り叩く姿が美しい。
アンコールに入って、アラニスさんの興奮ぶりも最高潮。
ステージを何周も駆け回り、
その長髪を振り回しながらその場をグルグル回る。 目が回ったでしょ!? マイクの前に立っても、「小森のオバちゃまのものまねをする鶴太郎」
(って古いね、たとえが)をかわいくしたような仕草を見せながら
熱唱するアラニスさん。 才能のある人は、やっぱりどこかちょっとヘンなところがあるらしい。 (でも、それは当然許される。)
全21曲、息も切らさず、伸びるだけ伸び上がった歌声が続いたね。
いまや、全世界の女性ロックアーティストの
あこがれとなってしまったアナタ。 ミッシェル・ブランチも、まだまだアナタには届いてないねぇ。 やっぱり、アンタはとんでもない人だ。 |
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01. |
Baba |
02. |
Right Through You |
03. |
21 Things I Want in a Lover |
04. |
Hand in my Pocket |
05. |
Purgatorying I |
06. |
All I Really Want |
07. |
Flinch |
08. |
Still |
09. |
Precious Illusions |
10. |
Synpathetic Character |
11. |
Purgatorying II |
12. |
So Unsexy |
13. |
Head Over Feet |
14. |
Purgatorying III |
15. |
You Oughta Know |
16. |
Hands Clean |
17. |
Uninvited |
[ Encore 1 ] |
18. |
Ironic |
19. |
You Learn |
[ Encore 2 ] |
20. |
That Particular Time |
21. |
Thank U |
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