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at Shibuya Kokaido, Tokyo / 2001.02.10 |
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友達と二人で、The
Wallflowersのライブに向かう。 開場と同時に自分たちの指定席を探すと、そこは 真ん中から1列後ろの、なかなか良い席だった。 二人で「まあまあかな?」と言いながら開演を待つ。
開演10分前。
ぼくたちの座席の前の一列は、10席ほど丸々空いている。 他のブロックはかなり埋まりつつあったのに。
「ここって、もしかして芸能人とかが来るための予約席かなんかかな?」
「広末とか来たら、すげぇよな!」 「来るわけないじゃん...。」 な〜んて話をしながら様子を見守るぼくたち。
何人かの人たちが、座席の番号を確かめに来る。 みんな、自分の席じゃなかったらしく、足早に立ち去っていく。 そんな中...。
3人の団体さんが、ぼくたちの目の前の席に座ろうとする気配が。 ぼくたち二人は、一瞬息が止まった。
そこにいたのは、マーシー。 田代まさしではない。
元ブルーハーツ、現↑The
High-Lows↓のマーシーである! ぼくのヒーローの中の一人である。 そんな人が、ぼくの目の前、ほんとの目の前に座ったのだぁ!!
いやぁ、ほんとにびっくりした。そして次の瞬間、泣きそうになった。 よく、アイドルを見て泣き叫ぶ追っかけの女の子の姿を見て、 バカにしてたが、その気持ちがよくわかった。
マーシーは、黒のニット帽、オレンジ色のトレーナーにジーンズという
とても安上がりで、とても30代には見えない格好。 カリスマギタリストとは思えないほど、会場に馴染んでた。 会場に流れてるローリング・ストーンズの曲を聴きながら、 軽くリズムをとるマーシー。 そして5分後には、同じく↑The
High-Lows↓の名キーボーディスト、
白井さんがご登場。ぼくは、この人が弾くオルガンが大好きだ。
と、尊敬する2人を前にして、ぼくたち二人は何を話せばいいやら。 2人のことを名前を隠して話したり、どうでもいい話題にしたり。 だんだん無口になっていくぼくたち。 芸能人とはいえ、プライベートは守ってあげないとねと思い、 サインもせがまず、握手もしなかった。したかったけどね。
そしてライブが始まった! マーシーご一行も立ち上がって、ステージを見る。 ほんと、彼ったら身長もぼくぐらいだし、体の線は細いし、髪の毛は
ボサボサだし、かっこいいのね。 でも、ほんとの目の前に立ってたから、ステージがよく見えなかったよ。
曲を聴きながら、小刻みに揺れるあなた、 ステージのギタリストの姿を確認しようと、体をねじらせるあなた、 手拍子がかわいらしいあなた。
途中で座ってしまったあなた。疲れてたのかしら? (おかげで視界は一気に良くなったけど...。) でも、The
Wallflowersの代表曲"One
Headlight"になると、 思い出したかのように立ち上がってたね。
「おぉ、そうかぁ、やっぱこの曲だよな!」と思ったよ。
そしてそして、あっという間にライブは終わってしまった。
マーシーとの半径50cmの大接近も終わり。 帰りも、普通の人と同じようにお帰りになりました。
帰り道、ぼくたちは堰を切ったようにしゃべり出した。
「マーシー見たとき、びっくりして息が止まったよね!」 「人間って、ほんとにびっくりすると息を吸うんだな!」 「ほんとにすごい人に会っちゃったな!」 「でも、会場に同化してたな。オーラが見えなかった。」
この感動は一生忘れないでしょう。
今度、↑The
High-Lows↓のライブにも行ってみようかな! |
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さて、肝心の本編のお話が
ほとんどできていない状況にあります。
申し訳ありません。なにせ大事件だったもので…。
まぁ、彼らのライブを一言で言うと!
アメリカンロック
ほんとにこの一言に尽きる、ということがよくわかりました。 ポップにも寄りかからず、ギターがうるさすぎず、 ヴォーカルはいい感じに枯れていて、オルガンの音もバッチリ。 これぞ正統派アメリカンロック! |
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01. |
Sleepwalker |
02. |
Some Flowers Bloom Dead |
03. |
6th Avenue Heartache |
04. |
Letters from the Wasteland |
05. |
Laughing Out Loud |
06. |
Hand Me Down |
07. |
I've Been Delivered |
08. |
Three Merlenas |
09. |
Witness |
10. |
Murder 101 |
11. |
One Headlight |
12. |
Heroes (David Bowie) |
13. |
The Difference |
[ Encore ] |
14. |
Song 2 (Blur) |
15. |
Baby Blue |
16. |
Won't Get Fooled Again (The Who) |
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