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2002.04.29 |
さらばシドニー その1 |
ブリスベンを夜8時に出て、列車に揺られる事14時間、
ついにやってきましたオーストラリア最大都市「シドニー」。
今回のラウンドの目玉の一つでもあります。
列車を降りるともうそこは大都会。心が弾む。
が、しかし今列車を降りた俺のとなりには、
なぜか自称コロンビア人と称す女が一人いる。
コイツがこれから始まるドタバタ劇の主役なのだ…。
まず厄介なのは、コイツ英語が話せない。
言える英語はといえば、
「レッツゴー」と
「アイハブノーマネー」と
「イッツイクスペンシブ」くらいなのだ。
んならおめぇ、旅行なんかすんなぁ!とキレる…。
それではなぜコイツが俺と今一緒にいるのか…
ブリスベンで列車に乗った時、
いつものように隣に座ったスマートなおばちゃんと仲良くなった。
そのおばちゃんは、実に良くお話をする人で、
電車に乗ったいきさつからシドニーについて、
電車に乗る前に一人のスパニッシュを助けたのよという話まで、
人が聞きもしない事を実に良く喋る。
さらに、食堂車に行こうとまで言い出した。
ちょうど腹が減っていたので、もちろんOKし行こうとした時、
その話に出てきたスパニッシュが同じ車両に乗っていたのだ!
やつこそそのコロンビア人なのだ。
その時点で三人は意気投合したかにみえたが、
その世話好きなおばちゃんは
シドニーまでは行かず、途中の駅で降りて行った。
もちろん、その時点で俺とコロンビア人の接点は
なくなったかにみえたが、
まもなくシドニーに着くという頃
ヤツが俺の席までやってきたのだった!! |
posted on 2002.05.25 |
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