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ヘヴンアイズ |
デイヴィッド・アーモンド(著)/金原瑞人(訳) |
--月の明るいその晩に、あたしたちは、
ヘヴンアイズを見つけた--
カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞作家が放つ
やさしく美しく純粋な、冒険の物語。
(帯より抜粋) |
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3人の孤児たちが、自由を求めて 現実とファンタジーの世界を行ったり来たりするお話です。 題材的には、甘い感じの子供向けなものになっても おかしくないところですが、そのへんはとてもうまくできていて 大人向けのスパイスもたっぷりかけられていましたね。 読みながらドキドキしちゃいました。
本のあとがきに 「岩井俊二とだれそれとジャン・ピエール・ジュネが 映画として撮ったらどうだろう?」みたいなコメントが 寄せられていました。 が、オレが思うに、この本は下の3人が適任かと。
ティム・バートン(『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』) ニック・パーク(『ウォレスとグルミット』) そして、宮崎駿(『千と千尋の神隠し』)。
これは絶対にアニメにすべき! とんでもなくダークで、 とんでもなく爽やかに終わらせてくれて そしてまず第一に、子供の気持ちがわかる人に 頼むべきでしょう。 となると、やっぱ宮崎さんでしょうかね。
ジュネでもいいけどね!
p.s. オレって、ほんと、こういう雰囲気の本が好きなんだなぁ! |
posted on 2003.08.29 |
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