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レンジフードの換気改善(k-7)


コルドバンクスのレンジフードは、吸い込み効率がひどく悪い。
吸い込みが悪いと、匂いや油で車内が汚れたり、湯気による結露が生じやすい。
これを高効率な整流板方式に改めることにした。

今の換気フードは、排気ダクトの方にファンが付いているので、まず写真のレンジフードだけを取り外す。



新たに整流板方式のフードを制作する。
アルミのL字チャンネル(15ミリ幅)に切り込みを入れて、
 

曲げてレンジフードの枠を作る。


これにスイッチ穴を開けて、取り付ける。

排気口からダクトが覗いているが、排気ファンはこのダクトの中にあり、ファンの電源コードはダクト脇から出ている。
これに通電すればファンが回るから、上の写真の状態でも使えないことはない。簡単な仕組みである。

次に、細めのL字チャンネルで排気口カバーを作る。
格子状の網はダイソーで買ってきたもの。
これにマジックテープのギザギザテープを貼れば、換気扇用フィルターを着脱することが出来る。


天面に汚れ防止のプラ板などを貼ってから、排気口カバーを取り付ける。
ダクト脇からコードを引き出して、手前のスイッチに繋ぎ、コードはアルミテープで貼り付ける。

アルミ板で整流板をこしらえて取り付ける。
整流板は、奥側はフックでぶら下げ、手前側は磁石(丸型の物)で留めるようにした。
排気口には換気扇用フィルターを貼り付ける。


整流板を上に上げて磁石で留めれば使える。


整流板の周囲には1センチの隙間があって、ここから吸い込む仕組みである。
改造前のレンジフードに比べれば、劇的に吸い込み効率が良くなった。

元のレンジフードの中に、ファンの回転数を落として「弱」にするための抵抗が入っているので、これを経由した回路を設ければ回転数を落とすことが出来る。この抵抗を使わなければ「強」だけの運転になる。
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