野麦峠を越えて

松本城

標高約700m

8月13日
朝、家を5時半に出て横浜線で
八王子へ
7時30分のスーパーあずさで松本に9時30分についた
10時に松本城を出発する

ね・ねむい・・

野麦街道こと国道158号を
奈川渡ダムを目指し走る

途中松本電鉄と平行して走り
新島々駅へと辿り着く

やっぱり走る人がいる
青い柱に自転車を立掛けて
写真をとっている
いい自転車乗ってるなぁ〜

新島々駅前
奈川渡りダム手前の交通量の多い狭いトンネルを通る
夏休みと有って上高地、高山方面に行く人で一杯だ。
車に巻き込まれないように車体に付けたフラッシュライトとリックサックに付けたフラッシュライトを最大発光にして走る
やがてトンネル内で分岐、奈川村方面へと入っていく、トンネルを抜けると梓湖だ

梓湖
奈川渡ダム

松本城から30K

標高1018m
平均勾配1%

宮の下トンネル

野麦峠へ向かう途中の宮の下トンネル、野麦を通って松本へ向かう女工さんたちのレリーフで飾られている、実際は当時トンネルは無かっただろう、横にわき道がある

私は脇の道を通らずトンネルで

奈川村

標高1118m

奈川村に入った
役場の前で役場の方に
「頑張ってください」と言われた
ニコッと笑って有難うさて・・
一寸行くと立て看板があった
8月15日
奈川村ロードレース開催!
わしゃ出んって!(−−;;;;;;

パーキングで休憩30分握飯を
喰って休むタイムトライアルでなく出きるかのチャレンジ無理せず行く

やがて合倉で木曾方面と野麦方面に分岐、あと12Kで野麦峠ここで13:30上り40Kで時速13Kこんなもんだ

奈川から約6Kアップダウンがあるが大して標高は上がっていない

嫌な予感がする(−−;;

川浦番所あと

標高1200m

川浦から上り上って、野麦峠の旧道迄来た
川浦から2K
平均勾配10%(−−;;
よく登ったなぁ

旧道なら1.3K、新道なら4K
旧道を自転車担いで登るのもなんだし新道を登る

野麦峠旧道入口

標高1417m

平均勾配10%

野麦峠新道頂上

標高1672m

新道平均勾配6%

野麦峠の頂上についた
15:20だ
12Kに約二時間(−−;;
休憩もあったがそれを抜いても
1時間30分 時速8K
ま、歩くよりは速いか

旧道と新道の交わる所は
見晴台になっていた

更に右の道へと自転車を走らせるとお助け小屋に至る

野麦峠旧道頂上

野麦峠道標、晴れていれば乗鞍をバックに記念写真と成るのだが生憎の曇り・・

取りあえずは目的を達成これからは下りだ

野麦峠


晴れれば乗鞍が・・

一気に100m以上を下り降りる
カーブで砂にタイヤを取られ転倒寸前に一部悪路もある・・
なんせ冬季通行止めだ

最高速60Kをマーク・・怖い・・55Kまでなら何とか耐えられるが60Kは初体験・・

野麦峠下り
高根村へ

高根ダム

高根乗鞍湖

中部電力さんの揚水式発電所
の人口湖

更に下り久々野町につく頃は既に18時今日の走行はここで終わり、また明日古川に向かって走らねば

朝日から美女峠へ
朝日村から美女峠を通り高山へ
杉木立の中を上っていく150m程度の高低差だ野麦峠に比べればたいしたことは無い
涼しい時間に上りきる
30分も掛からないのだ
やがて美女ヶ池が見えてくる
昔よりも水が汚れてしまったといっていたが・・たしかに
横にオートキャンプ場やテニスコートがある

美女ヶ池
今回走った国道361号から野麦峠を通って国道158号のルートこれは嘗て江戸街道とも鎌倉街道とも呼ばれ飛騨から関東に抜ける主要道路であった現在は安房トンネルが冬季でも通行可能な主要道路となっている。

江戸街道の碑

久々野町と高山市の境
美女峠

上りはじめて30分で美女峠の
頂上へ到着

高山市江名子
七夕岩

朝日側からの上りの距離に比べ高山側は3倍近い下り気分良く下って行く朝の風は非常に良い物だ

高山市内に入るのだが、その手前に谷間に掛かる注連縄が目に入ってくる江名子の七夕岩旧暦の七夕にこの注連縄を架け替えるそうだ

市内へ当然の如くお約束
古い町並みで記念写真だ

高山三之町

国道41号は相変わらずお盆とあって混雑が激しいので対岸の道を国府町へと向かう、やがて三本松が見えてくる、横の神社に何故か牛のブロンズ像なぜ・・

縄文遺跡もあるが埋め戻してある国府は遺跡の街でもあるのだ

国府町三本松

古川町八ッ三館

国府から10分も走れば古川の中心部

最終目的地の女工さん達が長野に向かう前に集められた八ッ三館前に到着目的は終了

古川町白壁土蔵
瀬戸川

飛騨古川と言えば白壁土蔵と瀬戸川

野麦越えのツーリングは此れで終わり後は41号を下り岐阜羽島へと行くのだ

今回のルート図

走り終えて・・

走りも走った、登りも登った、まぁ良く出来た物だと人事のように感心してしまう(爆)
一年前は巨漢だった私も会社の通勤を自転車に変え一日往復40K体重も片道分は落とした
正直途中で引き返すだろうと自分自身で思っていたが不思議と出来てしまったのだ

この一ヶ月前は金沢〜城端〜白川郷〜高山を走った野麦ほどの勾配は無いが、意外と出来る物では無いかと自分に思い込ませたのも効いたのかも知れない、思い込みはだまし薬効果があるとかないとか

前の自転車と違って前と後ろのギア比が逆転するマウンテンバイクだからこそ出来たのかもしれない、きっとレーサーなら途中挫折は免れないだろう峠仕様なら大丈夫かな??

2コースを走ってみて人間チャレンジしてみるのもだなぁとも思ったりした。

次は宣言は出来ないが乗鞍登坂サイクリングにエントリーしてみたいと小さい声で言ってみたりするのだ(笑)
やっぱ 無理 無理・・・ってか20Kで1400m登るさて・・