DoLLSネタデーナイトフィーバー

さぁ 怖がる事はない、お姉さん達と一緒にあっちの世界に行こうね。
by
ハーディ・秩父山・ニューランド

その日、部隊は休日しかし、外は雨暇なメンツが集まり過去の話し、でっち上げを
話し始めた。
「よしタカスお前から例の話しをしろ!エイミー達は知らない話しだ」
「はい!大佐」

エントリーナンバー1 タカス ナミ 「やっぱり」

ある日の事でした。ヤオが一匹の大型犬を連れて宿舎へ帰ってきた事が有りました。
私が「ヤオどうしたのその犬」と尋ねると
「ああこの犬今買ってきた」と答えが返ってきました。
ヤオが犬など飼ってくるなんて雨でも降らなければ良いと思っていましたが、次の日か
らもっと驚く事が有りました。セルマが慌てて私の部屋に飛び込んでくると「大変ですヤオ先輩がおかしいんです!!」
詳しく尋ねるとなんとあの寝坊助のヤオが朝早くから犬の散歩を行っているとの事!
あっと言う間にこの話は、DoLLS中に伝わりました。

「あのヤオが犬の為に早起きだ!!」ハーディは驚き
「自分の食事を残してえさやってる!!」エリオラは階段から転げ落ちDoLLSの各部屋へは非常持ち出し袋が配られた
<天変地異の前触れかただファンだけは冷静でした。
犬は人懐っこくDoLLS隊員に良く可愛がられたのです。

「ヤオ中佐この犬の名前なんて言うんですか?」エリィが尋ねると
「う〜ん、そうねチャーてどう?」
「まだ名前が決まっていなかったんですか?」
「あんまり可愛がるのもね」

この意味が恐ろしい事になるとも知らず、みんなが可愛がりました。そして・・・・
旧暦の正月、朝からヤオとファンが厨房でホイコーローを大量に作っているのです。
みんなに配られました。ホイコーローの肉は淡白で大変美味しかった。
そのうち「チャーにご飯あげなくちゃ!」エリィが立ち上がるとファンとヤオが広東語で何やら話して、
やがてじゃんけんをし負けたファンが
「エリィあのね、チャーね朝早くその死んじゃった」
「えーそれじゃ遺体はどこに有るんですか」泣きそうになるエリィ
ファンとヤオが横目で山と盛られたホイコーローを見つめる全員がまさか!!チャー?チャーハンの炒、
あの犬チャウチャウ中国の食用犬!!

この時やっとみんなが思い出しました。

やっぱり、ヤオが買ってくるものは総て食物だったのです。

「ちょっとまった!!異論有り!!」
「ヤオ中佐何が違うのか?」
「ハイ!食べ物だけでは有りません!」
胸を張り堂々と立ち上がる

エントリーナンバー2 ヤオフェイルン 「恥ずかしい勘違い」

「あの日、私は久しぶりに一人で町に居ました。」
「そう、セルマ抜きに・・・・・それが間違いの始まりでした。」
「私がぶらぶら町中を歩いているとそれは、ウィンドの向うから呼びかけてきました。」
『私を買って!』
『私だったらきっとうまくいくわ!』
『私を買って!』
「つい誘惑に負けて買ってしまいました。」
「セルマがいれば買っていなかったでしょう。」
「部屋に帰ると箱をあけそれを握り締めこれさえあれば彼は私のもの!!!」
「と思ったのですが、彼がいない!」

「そして私の手に残ったものそれは・・・・・・」

「5万もしたフリルのついたシルクの勝負パンツ!!!!」

ヤオは、そのパンツを堂々とみんなの前に両手で広げてみせた!
ヤオの暴挙に涙を流し哀れむもの、立ち上がり拍手を送るもの
そしてセルマは涙を流し
「先輩・・・履いて私に見せてください・・・奇麗って・・言いますから・・」

「よし!ヤオの心意気に敬意を示しそのパンツが今回の賞品だ!!」
「まってください!大佐!5万もしたんですよ!!」
「食いもん以外買ってくるお前が悪い!!」
「サー次ぎは誰だ!!」

ガヤガヤざわめきだつ食堂で次のネタはと待つ一同、その片隅で
「ねえフェイス」
「なんだ?」
「ライフル持ち出したらやっぱりだめよね」
「まさか!ミリーそれだけはやめろいくら赤貧だといっても」
「でも裏山で・・・」
「だからあれは食用で!」
「でも・・・・・」
「でもじゃない!そうだミリー今度裏の池に釣りにいこう鯉が釣れるぞ!ザリガニだって取れる」
「食べられるの鯉って!ザリガニも?」
「ファンさんに頼んで鯉は料理してもらおう、ザリガニはフランス料理の食材だぞ!」
「フランス料理!!」
ミリーは釣りにいくことに決めた!
{だがきっと不幸になるミリー、ミリーのことは鈴木幸次さんにさんに任せるとして<オイオイ!}

「誰かほかにネタはないのかなんでも良いぞ」
ハーディがいうと
フレデリカはポンと手をたたき
「猫の三毛猫のみーちゃんとクロとシロの三匹が三ヶ月前から居なくなりました、知ってる方連絡してください」
「なんだそんなことか」
つまらそうなハ−ディを後目にそっと抜け出そうとするナミ そのとき
「そーいえばナミさんが抱えているの見たことがあります〜」
ギック!<なみ
「ほんとエリィ」
「はい」
{あの馬鹿娘よりによって下らないこと思い出しよって}<なみ
「あのナミさん」
「なぁにフレデリカ」
思いっきり笑いながらナミは答えた
「みーちゃんとクロとシロしりませんか?」
{そんな目で見ないでフレデリカ}<なみ
「ぜ〜んぜんしらないわ、エリィの勘違いじゃない」
「そーですか」ガックリ

「そうそうなんにもなかったらアニタ、バイオリンでも聞かせて」
ナミが言うとエリィが
「そーいえばナミさんも楽器引くんですね、こんな形の」
キュキュキュキュ〜〜〜〜〜〜ウ、キュウ〜〜〜
エリィがご丁寧に絵を書き出した。
{しまった!ナミちゃんピ〜ンチ、あの馬鹿娘モー部屋に入れてやんない}
「それは琵琶っていうものなのでも今練習中だから」
「そーなんですか」
{ラッキー日本チームが今日の買い出し\(^-^)}
「じゃ消そうね」
「あ!油性で書いちゃいました」
{馬鹿娘!早く消さなきゃ}

ガチャ

「ただいま、あれエリィ三味線なんて書いて」
ミノルが言うと
「やだミノル蛇味線じゃないの」
「あれナミさんさっき琵琶って・・・・・ギャー」
ナミがおもいっきりエリィの足を踏んだ

{何かある!}フレデリカはミノルにたずねた三味線と蛇味線の違いを
{ヤバ!きっとフレデリカは勘違いをする!}

ミノルが後で語った事によると
「見る見るうちにフレデリカの顔が変わっていきました、今思い出してもおぞましい!」

フレデリカが振り向いた瞬間ナミが叫んだ!
「きゃ〜〜〜〜化け猫!!」
走って逃げようとするナミは足を絡ませすっころんだ!這いずって逃げようとするが角に追いつめられ
今にもフレデリカの猫パンチが炸裂するかしないかの既のところでヤオが

「にゃんまげに飛びつこう」パンパン!

フレデリカは此れに弱い、オムニ江戸村でにゃんまげのアルバイトをしていた
つい愛想を振りまいてしまう。フレデリカは立ち上がり振り向くと首をかしげ
「にゃ」
「今だ!飛び付け!!」
ヤオが叫ぶとみんながフレデリカを押え込んだ

「しまったにゃ!」
あっという間にフレデリカはかん袋に詰められ顔だけを出してフーフー唸っていた。
皆は思った!
流石はヤオ!ドールズの姉御、もーれつフェイルン、でっこナミの危機を救ったのである

「フェイ!恐かったよ〜〜〜」
「コラ!ナミ!人のもの盗って食っちゃだめじゃないか!」
ズッコ!
「食べてない!!!」
根本的にヤオは、四つ足で机と椅子以外は全て食い物と認識している。
「そーにゃ!皮剥いだにゃ!そして三味線にしたにゃ!!」
「食いもしないのに皮剥いだのか!ナミ!食い物は大切にしなきゃいけないんでぞ!」
「皮も剥いでにゃい!」<移った。

「じゃ!あいつら何処いったにゃ!!にゃ!にゃ!フ〜〜〜〜〜〜フー」
ドッコ!フギャ〜〜!フェイルンがかん袋に詰まっているフレデリカに蹴りをを入れた。
「で!ナミどうしたんだ三匹食ってもいない、剥いでもいないとしたら?」
「ふぇ〜ん、今連れてくる・・・・・・金蔓が・・・・・・・またビンボー・・・・・」

{ビンボーナミとミリーの貧乏の違い}
・・・ミリーは根本的に筋金入りのド貧乏だがナミの場合衝動買いビンボーなのだ・・・
・・・買いたくても買えないミリーとナミのビンボーの差は歴然ナミの場合は単に慢性金欠・・・

三匹をつれてナミが入ってきた、手には三味線を持って・・・・・

エントリーナンバー3 「私のバイト」 タカスナミ

あの日私がゆっくりと最後のあたりめをつまみに最後の銀河オムニビールを呑もうとしていました。
此れが今月最後の贅沢明日から風呂上がりは水!つまみは無し!

「そうだ!栓抜き」

栓抜きを忘れた私は探しに席を立ったんです、そして戻ってみるとテーブルの上にうごめく物体、じっと私が
見つめると三匹があたり目を咥えたままこちらを見ました、次の瞬間私は手に持っている栓抜きを3匹めがけ
投げつけたんですけど見事に外れてビール瓶を直撃!
見事に粉砕飛び散るビール!(T−T)
あまりの悔しさに箒を振り回して三匹を追い駆けていたら買ったばかりのマッキントッシュを破壊!!(T−T)

「このマッキントッシュの為にビンボーになったのに!!」

鬱崩れる私を後目にいっしょに買ったスピーカーのウーファーで爪を研ぐ三匹!!(T−T)
残るは借金のみ250万!!(T−T)

「ちょっと待った!ナミ 高々マックごと機に250万賭けすぎだ!」(ヤオ)
「や〜ね、ヤオ!マックじゃ無いわ、マッキントッシュ様よ」

「まさか!ナミさんあのマッキントッシュ買っちゃったんですか?ひょっとしてスピーカーって」
「流石メリサね、良く覚えてるあの骨董店から買っちゃったの」(^ー^)

「何なんだメリサそれって」
「オーディオですよ、それも真空管式のスピーカーはきっと一緒に出てたJBLプロフェッショナルモニター」
{くそーねらってたのに}

「で、幾ら追っ手も捕まらないそこで私はあるものを使ってついに捕獲!そして、芸を教え込みました。」
ベベンベンベン・・・・・・ナミが三味線を弾くと飛び跳ね踊る猫!
皆から歓声が上がった!
{此れって猫じゃ猫、ナミさんきっとたたられますよ}<ミノル

「三匹使ってNOGE大道芸の日に稼ぎに行ってます。借金あと150万!」

「オイ ナミ!」
「はい?」
「ドールズて、ばれたらどうするんだ」
「大丈夫ですよ、こんなカッコでやってますから」
写真を見せるナミそこには、阿波踊りよろしく編み笠で顔をかくし和服姿のなみが居た・・・・・

{そこまでして、金稼ぐな!}皆の意見は一致した。

「にゃ!ニャミ!いったいにゃにした!」
フレデリカの怒りはまださめない、ミノルがフレデリカに
「あれは猫じゃ猫じゃって・・・・・」
話そうとすると後ろから突き刺さる視線が、振り向くと頭突きでも食らわさんとばかりに睨み付けるナミ
引くミノル、後でミノルが語った
「痛そーすよ、あのデコでの頭突きは」

「ニャミ!」
「はいフレデリカ」
ナミはポケットから木の実を取り出すとフレデリカの目の前でつぶす
「コレニャ〜〜〜〜マタタビニャ〜〜〜」
「あらフレデリカ寝ちゃった!さてっと」(^-^v
{なんて奴だ!}(-_-;;

皆から「ドールズの吉永小百合」(年の割には・・・おっとと)と呼ばれていたナミだが、この日限りに
調教師、デコッナミに変わったのは言うこともない。

「さってと他に無いのかそうしたら私はトイレに行ってくる!」
ハーディは自分が女であることを忘れたかのように大声で叫んだ。
ドタ!バッタン!パタパタパタ・・・・・ハーディが遠ざっかって行くとエリオラが立ち上がり

「次は私だ」

エリオラの私は見た!

その一

あの日私が丁度ショッピングに出ていた時だった、ミノルが男二人に声をかけられていた。
一人が顔の前で手を振り、良く聞き取れなかったが「ノー何のとか」とかいって去っていったが途中ミリーが
声をかけられフェイスが後押しついていった、やがて人だかりの中から

「ブラブラ、ブラボー始まるよ!ブラブラ、ブラボーよーい、ブラブラ、ブラボースタート!」

私はポン!と手を叩き、「ミノルはノーブラボー」と納得した。

ま、余談だがこの後ミリーの悲鳴が続いてフェイスの
「見るな〜〜〜〜〜〜!!」
が聞こえた、どうもブラ以外のものが取れたらしい。

「えーどーせ私は胸無いですよえー」
だんだんミノルの周りが暗闇に包まれていく、どーもエリオラの握ってるネタは人を暗黒に引き込むらしい。

その二

私がハーディの部屋に入った時だったハーディの机の上には網掛けのレースのテーブルクロスが!

「・・・・・・・・・・・・」(-_-) 考えてる

「・・・・・・・・・・・・」(-_-;; 考えてる

「!」 (^ー^) まとまったらしい

「まーハーディも女性だし編み物ぐらいはするでしょうあんまり面白くないわ」
「それにファンからそれらしいこと聞いてたし」

ふ、それだけじゃない!その横に毛糸で編みかけ中の赤ちゃんの靴下が!

「・・・・・・・・・・・・」(-_-; 考えてる

「・・・・・・・・・・・・」(-_-;; 考えてる

「・・・・・・・・・・・・」(T‐T;;; 恐い考えになったらしい

ヤオの考え
『ハーディが引退すると私が給料アップ(^^v』<その前に大佐に成れないんじゃないか?
『あたしが壊したローダーの始末書はハーディが書いていた上層部の文句もハーディ』
『今度は私が上層部の文句を受け減給、そしてこんな部下ども・・・』<おまえが言える立場か!
『いや〜〜〜〜じゃ〜〜〜〜〜〜〜!!』
(T−T)

ナミの場合
『ハーディが引退すると私が直接開発部門担当者好き勝手出来る(^^v』
『失敗したり納期間に合わないで謝ってたのハーディ』
『今度は私が上層部の文句を受け減給、そしてこんな部下ども・・・』
『い〜〜〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜〜!!』
(T−T)

そして残ったミチコ以外
『いったい何が出てくるんだ』<人間だって
『ひょっとしてエイリアン?物体X』<だから人間だって
『腹食い破って!!』
『い〜〜〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜〜!!』
(T−T)

ミチコの場合
『Oh〜〜〜!!神の降臨デ〜〜〜ス』<おい!
『ついに待ちに待ったこの日デ〜〜〜ス』<おい!!!
『キットサングラス掛けた黒い子デ〜〜〜ス』<まさか!!!
『ハーディ教が集大成を迎えマ〜〜〜ス!』<誰かこいつを止めろ〜〜〜!!

ガチャ!バタン!!
「スッキリした!」

ザザザザザァーーーーーー

「うっ!みんな引いてそんなに匂うか?」
「ハ、ハーディ・・・大丈夫?」
「何だ?ヤオ?取りあえずこんなでけーの出たが大丈夫だ。」
「そ、そう」(ー_-;;;

「ところでみんなに大事な話がある!」
「この度皆と一緒に戦ってきたマリーエルシコを除隊させることにした」

「ちょっと待ってください何で・・・」

「言わなくていい全てわかってる、まさか腹に子供のいるお前を飛ばすことは出来ん、私は鬼でも悪魔でも
ましてヤオじゃないんだ」

「どっからそんな・・・」
「良いじゃないかあんなことやこんなことして作ったからって恥ずかしがらなくとも」
「何ですって!」
「大佐こそXXXXXXでXXXXなことして朝帰りでしょ!」
「なんだと!XXXXXなXXXXXXXの夫持ったぐらいで!」
「XXXXXXXXXな大佐でXXXXな恋人は気の毒ですね」
「てめ〜〜〜XXXXXXXな事してXXXXXXだろう!」

ドールズのほかのメンバーは興味津々で目を輝かせ聞いている方や夫持ち方や恋人もち

「あらなにこの赤いの?」
ナミが下を見るとヤオが鼻地を噴きながら倒れ込んでいた!
「しまった!ヤオには刺激が強すぎた!」

かつてヤオはフェイスが捨てようとしていたレディースコミックを持っていき部屋を血で染め上げた。
セルマの発見が遅れていたら出血多量で死んでいたかもしれない、
それ以来この手の話はヤオの前では禁句なのだ。
ドールズ1獰猛でドールズ1純情なのだ。

「でも大佐、私妊娠してませんから!」
「ちょっと待て出来ちゃったとか電話で話してたから私は靴下編んでるんだぞ!」

「別の話です!!」

「そっか」

「でもな〜〜」

ピンポンパンポン〜〜〜〜〜
「ハーディ大佐お電話が入っていますお近くの受話器をお取りください」

「ハーディですが・・あ・はい・・・そうでうが?・・・・・はい・・・すみません・・・・」

「でもフェイス、ヤオ中佐って不幸じゃない」
「なんで」
「だって男の人に声かけられても真っ赤になって逃げて行くだけだもん」
「そりゃそーだ!ミリーなんて人前で胸だしてもへーきだし」
「それはいわないやくそくでしょ」

「ほほぉ〜〜〜〜人前で胸出してドールズですて言ったのはおまえ達か?」
「へへテレビで声かけられて出ちゃったんです。」

「バカモノ!!!!!今軍総省から文句がきだぞ!!!おまえ達二人6ヶ月減給!!!」

「がっぴ〜〜〜〜〜んそんな〜〜〜〜〜〜」

やっぱり不幸はミリィであった。
おしまい