読者投稿!!「 おらはやっちまっただ〜♪♪ 2 」

今回は某ドクターの「おらはやっちまただ〜2」の登場です パチパチ!!

春から夏にはやったSARSのごとく某ホームページのHさん某KHさん「分解魔菌」に汚染された某ドクターは知らぬうちにACEの分解をはじめていたのであったそうな ・・・ (作者想像 ・・ 感染はE-mail感染ではないか!!!

  1. 元の姿 
  2. 手元にあった工具& 参考の分解図
  3. おらはやっちまただ〜♪♪
  4. 元に戻るのであろうか!!
  5. 多分元に戻ったようだ!
  6. コメント...

元の姿. (S63年式エース型しゃーぷぽんぷしきくうきじゅう 五みり たいぷ)  何のこっちゃ!

 カスタムトリガーをつけたエースハンター  これが分解される前の姿です  

以下 某ドクター談 (原文のまま)

 「KAZU.HP やどかりレポート、エース分解24時!!」

某ドクター : まずはじめに。
今回のミッションはポンプ銃の定番、エースハンターのオーバーホール。
目的は銃の仕組みと働きを、完全にマスター、攻略する事にあります。
「例によって銃もしくはパーツが破損し、または元に戻らなくなっても、某KH氏、某H氏は一切関知しないからそのつもりで」・・とは言われませんでした。でも大丈夫かなぁ〜?。

物はエース5.0ミリ。プチカスタム仕様で、S63年物。弾数は2000発も撃ってないと思います。チョット古いですが上物ですのでよろしく。

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手元にあった工具&分解図

バラスにはこれを使え!??

某ドクター : 今回使用した工具です。

どこにでもあるものです。 長い木の棒はチャンバー押し出し用。その上の工具4点は、作業し易いようにガラクタを加工したもので、左から 

@ドリル刃を流用しポンチの代用   Aパッキンを取り外す為にピアノ線加工  B大型マイナスドライバーの代わりとして鉄板を加工  CT型プラストライバーの先端をマイナスに加工。 

その他の物は見てのとうりです。

* ついでに緩んだ頭のネジを締めようとしましたが、ばか穴になってて手遅れでした。ハイ。

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おらはやっちまただ〜♪♪. 

 *図は銃に付属の分解図です

 ばらされてしまったエース 

(ちゃんと戻してくれー!! エースさんの声)

 一部いかれたパーツ だそうな!

 ばらばら事件発生か!!

某ドックター解説 : 写真の様にバラバラになりました。分解に際し、困った事やミスした事と、その原因や対処。その他の事についてです。

@シリンダーヘッドが抜け難い → セットスクリュービスがダブルで入ってた。 どうりで抜けないハズだ。
                 
Aピストンとハンドルレバーの分離の仕方に、チョット迷う → シリンダー先端のピン穴に、ピストンの先端部を合わせピンをポンチで抜けばよい

Bジョイントパイプが変形した → 銃身とシリンダーを分離して、ジョイントパイプを取り出してから、チャンバーを打ち出す。

C後方の銃身固定ビスのネジヤマが潰れる → ビスにせん断応力が加わったままだとネジヤマが潰れる事がわかった。 シリンダー後端のパーツに、隙間が無い事の確認でOK。
                                    
Dチャンバーの分解 → 内部はそれほど汚れておらずティッシュぺーパーで拭くと黒く染まる程度。 スプリング以外はゴムと真鍮なので、錆への心配はあまり無いと思います(スプリングは鉄製ですが、錆びてなかったです)

*作業時間はトータル6時間程度で、タイトルの”24時”はチョト大げさ。 それと私がパーツをダメにしたように、初めてですと破損したり元に戻せなくなるリスクあります。


上のパッキン4ヶはチャンバー用です。端が剥離しかかったり、段がついています。また取り外す時に傷がついたものもあります。


下段の左は、シリンダーヘッド部スプリングピンとCクリップです。 摩耗しかかっていたり、潰れかかっていたので交換しました。


下段中央はジョイントパイプとそのパッキンです。少し変形して楕円になってます。パッキンは二枚ペア−のはずですが一枚しか。紛失したのか、当初から欠品なのか不明。


下段右は銃身後方部固定ビスです。せん断応力?が加わった状態でビスを廻した為、ネジヤマいかれてしまいました。

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元に戻るのであろうか !!

ドクター談 & ドクター自筆の解説の図 : 

『これで分かった、仕組みと動き・発射編』


@ トリガーを引くと、引き外しプレートが押し上げられる。

A チャンバー圧が加わっているエキゾストバルブが、穴位置の所で右へスライドする。


この時チャンバー内エアーの、排気ルートが形成され、銃身へ導かれる結果弾が発射される。

ズバァ〜ン!!と


オーバホールを終えて。
以前よりポンプ銃の構造がどうなっているのか、興味をもってました。

皆さんに刺激されてトライしましたが、元に戻せてホットしています。これでポンプ銃の仕組みがよく分かり、自分で修理する自身もつきました。


とはいえ、私のようなサンデーハンター的な使い方では、オーバーホールなんかしなくても、注油をきちんとしておけば、まずはOKと思いますけれど。

ドックター  (原文のまま)

ドッとクタびれた某ドクター でした!!

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たぶん元に戻ったようだ (元に戻すための注意点)

 分解時の注意点 (重要)

まずNo34aのジョイントパイプを外さないとチャンバー(蓄気室)が外れない構造になってます。 

銃身とポンプ部をばらしてジョイントパイプを外します。 それからチャンバーを抜き出します。

分解する順番に注意!!

銃身とポンプを結合しているNo8のネジに注意!!

このネジの部分をつぶしたり傷つけると分解・組み立て時にポンプ部の圧縮用のピストンのパッキンを傷つけ空気漏れや圧縮不良が発生します。 ネジの溝に合ったドライバーを用意すること!!

*今のエースはNo10のデザインが違います。(強化されてます)

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作者コメント

某ドクターほどの完全分解はかなりの勇気がいると思いますが通常のメンテナンスはネジの溝にあったドライバーがあれば出来ます。 ぜひ銃を長く使うために皆さん買ったときについてくる図面を見ながらメンテナンスをしましょう。

シャープの元社員の方の話ではポンプ部やパッキン・Oリング部にはCRC−556を絶対に使わないように説明しています。ポンプ部に吹き込むと100%故障するそうです。 ポンプ部は専用のオイルのみにしましょう。  ドクター元に戻ってよかったすね・・・

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