細部へのこだわり    

ブライトのコッペル2号カスタム製作記 
 

2016.6.21.

バルブギヤー関連の工作を進めていますが、基本キットは省略手抜きの連発です。

 

 

 

 


手抜き又手違いは、下の頸城保存機の実車写真を参照頂きたいと思いますが、

1.バルブシャフトと心向棒を関節繋ぎに作り変え(オリジナルは一体で関節は形だけ)
2.心向棒と加減リンクを「ピン+滑り子」で接続
  (オリジナルは加減リンクを跨いでいるだけ、これではバルブは動かないでしょう!)
3.外側ロッドは加減リンクの上部に接続(内側ロッドが下部)
  珊瑚模型の図面では下部に接続。頸城以外では下部への接続機もあり。
4.2本のボルトのダブルナットへの作り変え。」 
  エキセンの「ニコニコマーク?」が省略。(エッチングで挑戦してみますか?)

  (ここまで組んで気付きましたが、全般的にオレンジカンパニー製品のほうが手抜きが少なく、良くできているみたいですネ 現状、いずれも可なり古い製品のため入手は困難 な様ですが。)

全ロッドのパーティングラインを削り、研磨し、メッキ工房で再メッキしました。


頸城コッペル2号の足回り参考写真。  実車のロッドは全体に細身でスリムですが、模型では強度の問題もあってか太めです。実車の縮尺では折れてしまいますか?

以下は、組みあがったスリスリ機構の足回りです。
手押しで転がしてみると、ワルシャートとは一味違った「エキセンのゴマすり運動」を楽しめます。