細部へのこだわり    

ブライトのD51カスタム製作記 
 

2012.9.11.

火室(34・35号)のカスタマイズ。

1.洗口栓の移動
 右の図面の様に、公式側ではハンドレールと洗口栓の間に空気作用管が付きます。
同様に、非公式側でも給水ポンプ駆動蒸気管やブロア蒸気管などが付きますが、オリジナルのままでは、洗口栓と干渉してしまいます。

kinkinさんの私設「D51を作る」掲示板に投稿されている通りです。
(既に、火室を半田付けでガッチリ組んでしまった方には、お気の毒様です。移動するには大変な作業になってしまいます。カスタマイズしない方には、関係のない事ですか?)

2.洗口栓ツバの改造
 実車の写真から割り出して、ツバの外径5.3mm・内径3mmとし外付け、六角ボルトを付けました。

3.洗口栓を2箇所追加。(新規作成しました)

4.鍋ビスを真鍮線で埋め込みビスレス化。

5.洗口栓の元穴の埋め込み。写真の通り痕跡はありません。(証拠隠滅)


洗口栓、ハンドレール、空気作用管の位置関係。


公式側(全体) ハンドレールは仮組。


非公式側(全体)


公式側アップ。洗口栓の元穴の痕跡は有りません。


洗口栓の元穴の痕跡は、裏側にあります。5mm真鍮丸棒をスライスして埋め込み。
洗口栓は0.5mm厚の座金を挟んで取付。(四角い栓の頭が表面から僅かに奥まった形。)


非公式側のアップ


上部の左右接続状態。安全弁をSangoのパーツに交換(ディテールが違いますネ。)