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「真昼の決闘」のガンベルト完成しました。

お客様より、こげ茶に変更されました。
ベルトの剣先(先っぽ)は
真っ直ぐ切り落とされています。


今回は製作よりも
資料集めが大変でしたので
(なにせ、60年近く前の映画)

そのあたりを見て頂きたく思います。

フイルムのポスターだと黒色に見えますが
カラーのポスターだと、こげ茶に見えます。

ただし、このポスターは後から着色されたポスターなので
チョット信用性に欠けるな〜と思っていたら

こちらは「真昼の決闘」(1952年)から
7年前の映画「無宿者」(1945年)の
ゲイリークーパーのガンベルトです。

まるっきり同じガンベルトです。


不思議な事に私が調べた限り
このガンベルトが使われたのは
この2作品だけです。

明らかに「真昼の決闘」の時より
ガンベルトの色が薄いです。

7年間の間に、あめ色になったのか
それとも、「真昼の決闘」の時に
濃い色に染め直されたのかは不明です。

何となくカッコいいから
ベルトを斜めに付けたい気持ちは分かりますが
ガンを抜く時にベルトがズリ上がってますね(笑)

ベルトの剣先が四角っぽい形なのが面白いです。


私の個人的意見だと
ベルト、バックル周りの
左と右のバランスがおかしいんですよね。


革の職人さんが、ちゃんとベルトを締め上げた状態で
左右のバランスが合うように作ったのに

ゲイリークーパーがワザとベルトがナナメになるように
ゆるめに付けているから
バランスがおかしくなっているだと思います(笑)

ホルスターがガンベルトの
スリットの中を通してあるだけだとブラブラするので

ネジで固定しました。
ちなみに、このネジはアメリカ製で
インチのマイナスネジです。

ご注文誠にありがとうございました。