Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ うちかけ 打掛浮世絵事典
 ◯『近世風俗史(三)』(『守貞謾稿』)巻之二十「妓扮」③197   (喜田川守貞著・天保八年(1837)~嘉永六年(1853)成立)   〝(『瓦礫雑考』を引く)    岩佐又兵衛が画、その後は菱川師宣・英一蝶が画にも、なほ遊女に打掛着したるはなし。それらの絵に    も稀には褂姿かけるも見ゆれど、皆内に居る躰なり。外(ト)に出たるは必ず上に帯をしめたり。拠りて    思ふに、遊女が小袖を打ち掛けたるは、褻(ケ)のことにて晴(ハレ)にはせざりしを、今は武家の婦人の打掛    のごとく礼服とせしは、粗(ホボ)僭上(センシヨウ)の義とや云はまじ〟    〈『瓦礫雑考』は喜多村信節著・文化十五年(1818)刊。(『日本随筆大成』第一期・2)〉