☆ 安永元年(1772)
◯『半日閑話』〔南畝〕⑪369(大田南畝・安永元年十二月記)
〝女は櫛斗さして釣匙を用ひず、鬢指と云ものを鯨骨或は銀にて作りて鬢の横より通す。髪の毛筋をあら
くふくらかにせん為也。名付て燈籠鬢と云。経木燈籠に似たれば也〟
☆ 安永四年(1775)
◯『当世女風俗通』洒落本(金銀先生(朋誠堂喜三二)作 勝川春章画 安永四年刊)
〝恭風(シツトリフウ)
鬢中(ビンチウ)鬢指(ビンサシ)を挟(サシハサ)んで 雲裏(ウンリ)銀漢(ギンカン)に横(ヨコ)たふ
別(ベツ)に燈籠の名有つて 夕陽(セキヨウ)相(アイ)映(エイ)じて暝(カガヤ)く
灯籠鬢 画像(国書データベース)