Top             浮世絵文献資料館             浮世絵師総覧              ☆ たがそで 誰袖             浮世絵事典  ☆ 天明七年(1787)    ◯『よしの冊子』〔百花苑〕(水野為長著・天明七年(1787)十月記)   ◇土山宗二郎 ⑧54   〝土山が妾ハ大文字屋の遊女誰袖ニ無相違故、大文字屋へ御返しニ相成、受出し金六百両上納可仕旨被仰    付候ニ付、大文字屋より六百両差上候由、しかれ共是ハ大なる御むたいの御政事と申上候よし〟    〈誰袖を身請けした土山宗二郎は幕府の勘定組頭。幕府きっての蝦夷通とされ、田沼意次に重用された。しかし、この     記事の約二ヶ月後、御買上米不正の廉で処刑された。天明狂歌壇の大御所・四方赤良(後の蜀山人)のパトロンと目     されている人でもある。この記事の真偽はわからない。『よしの冊子』は「~の由」という風聞をそのまま書き留め     たからである〉     ◇公儀八景 ⑧49   〝公儀八景、相良の落城 佐野の石塔 土山の運の月 末吉の帰帆          誰袖の夜雨 井伊の闇将 洛中の下説  評定所の混乱〟