☆ 文化十一年(1814)
◯『街談文々集要』p333(石塚豊芥子編・文化年間記事・万延元年(1860)序)
(文化十一年(1814)「謎々大流行」)
〝文化十一戌十月頃より、浅草奥山ニおいて謎坊主トいふ者出て、見物より謎をかけさせ、如何なる難題
を申ける(ママ)を、即座に解くの妙あるよしにて、行ハる、普く江戸ニ流布せり、此ものハ奥州二本松の
産にて、名を春雪といふ盲人也、春雪とハ、はやく解るといふ意なり、松井源水【奥山にて独楽廻し枕
の曲名人】是をはかりて、葭簀をもて囲たる小芝居を設く、遠近の人群集して金銭の山をなせり、
(以下、略)〟