◯『我衣』〔燕石〕①177(加藤曳尾庵著・文政八年(1825)以前成立)
〝享保八年の頃、地口附と云ことはやる。是は点者より題も出さず、附るもの思付きを書てつかはす、点
者、其宜を取て勝とす、
褒美、或は端物、塗物、道具、多葉粉入等也、地口附は下に絵を書、上に其言葉を書て遣す、赤草紙
にあるものなり
(地口付の例が出ている)
梅花を付てほうべにさせば (女の図像あり)
其後、地口附御停止也〟
〈「梅花を付てほうべにさせば」が題、この女の図像にあう駄洒落を作って点者に投稿するのである。その後禁じら
れたとある。なお「赤草紙」はいわゆる「赤本」である〉