Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ せきばんが 石版画浮世絵事典
 ◯「読売新聞」(明治18(1885)年7月22日)   〝石版画の団扇 今度銀座三丁目の太盛堂より 俳優芸妓おいらん等のうち 美しいのを撰みて彩(いろ)    ざしの石版画にして 団扇が出来て 書生連は大受〟    ◯『明治東京逸聞史』①p169(明治二十二年(1889)記事)   〝石版画〈女学雑誌二二・一二・七〉    「絵草紙屋の変遷」という一文を、他雑誌から転載している中に、近来絵草紙の店頭の様子を見ると、    従前とは打って変って、出してあるものの過半は石版画となっている。そして錦絵よりも、この方がよ    く売れて、売れ高の四分の三は、石版画が占めている、云々としてある。江戸時代から人々を喜ばした    錦絵も、石版画に株を奪われようとしていた〟  ◯『読売新聞』(明治25年3月24日)   〝錦絵と石版画     此程神田通新石町の原田方より 女達磨(狭山老人筆)、日本橋区新右衛門町の能沢方より 過般歌舞    伎座にて評判を取りし 塩原多助が庚申塚にて馬に別れを惜しむ図の石版画、同区米沢町三丁目の山田    方より川上座新演劇百種の内 即ち目下市村座にて演劇中なる備後三郞の錦絵(三枚続)を出版せり〟