Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ さがしゃかにょらい 嵯峨釈迦如来 開帳浮世絵事典
 ◯「江戸出開帳」『武江年表』(平凡社 東洋文庫本)より   1 元禄十三年(1700) 五月より八十日間 護国寺    〝江戸始めての開帳にして、貴賤群集夥しかりしとぞ〟   2 享保十八年(1733) 三月より 回向院   3 明和七年(1770) 六月十九日より八月中旬まで 回向院   4 天明五年(1785) 六月朔日より九月朔日まで  回向院    〝当年、暑季殊に甚だし。朝来群集する事夥しかりしとぞ〟   5 享和元年(1801) 六月十五日より 回向院   6 文化七年(1810) 六月十五日より 回向院    〝今年は例より参詣多し〟   7 文政二年(1819) 夏 回向院   8 天保七年(1836) 六月十五日より 回向院    〝詣人少く、看せ物あまた出したれども見物なし〟   9 嘉永元年(1848) 六月二十五日より八十日間 回向院    〝参詣例よりは少なし。境内唐人踊、奉書渡り抔とて色々の見せもの出たり〟   10 万延元年(1860) 五月十五日より 日延べありて九月二十一日まで 回向院    〝境内見せ物多く出でし内、傀儡師の大人形は座像にて高さ三丈余なり。腹の中より座敷をせり出し、     又浄るりの出語をなす。又松本喜三郞作怪談其の外の活人形も出たり〟  ◯『江戸名物百題狂歌集』文々舎蟹子丸撰 岳亭画(江戸後期刊)   (日本古典藉総合データベース)〈刊年未詳。選者葛飾蟹子丸は天保八年(1837)没〉   〝諸国出開帳    嵯峨の釈迦回向院にて開帳と汗をもふきて参る夏の日    あつき日も汗をふき/\講中のいてう世話やく嵯峨の開帳    まんまくもにしき色とり萩桔梗野べに名負はすさがの開帳    出開帳さが野の釈迦に女郎花まなめく色は参詣の妹    三国をわたる仏の開帳に両ごくかけしはしもにぎはふ〟