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浮世絵文献資料館
浮世絵師総覧
☆ おりすけ 折助
浮世絵事典
◯『明和誌』〔鼠璞〕中p203(青山白峰著・明和~文政迄の風俗記事) 〝中間の総名
折助
といふ。明和の頃流行の歌に、折助どのはなぜおそい、わらじができぬか御門どめか。 【神代余波に云、下男を俗におしなべて折助といへれど、もとは一人の名にして、むかし武家雇はれの 下男の中に、赤坂辺住居の折といへる者、稀なる容顔美麗にて世にめでられし故に、折助とも赤坂奴と も云ひてもてはやされしが、今は通称になり】〟