◯『増訂武江年表』1p130(斎藤月岑著・嘉永元年脱稿・同三年刊)
(享保十三年・1728)
〝日暮里浄光寺宝山師、諸家の詩歌を求めて八景を定む。井上通煕の序文あり。八景は(筑波茂陰、黒髪
残雪、前畦落雁、後岳夜鹿、隅田秋月、利根遠帆、暮荘烟雨、神祠老杉等なり。又当所の十二景の詩は
これより後林祭酒の撰なり)〟
〈宝山の著の書名は『諏訪浄光寺八景詩歌』。井上通煕は儒者・井上蘭台。この林祭酒は字条参照〉
◯『増訂武江年表』1p135(斎藤月岑著・嘉永元年脱稿・同三年刊)
(享保十八年・1733)
〝四月、祭酒林信充、日暮里諏訪台に遊んで十二景の詩あり(十二景は筑波茂陰、秩父遠影、滝野川夕照、
梶原村田家、王子深林、平塚落雁、鵠台秋月、染井夜雨、黒髪山残雪、豊島川帰帆、中里晩鐘、西原晴
嵐)〟
〈「祭酒林信充」は林家四代目の大学頭、林榴岡〉