☆ 明治十三年(1880)
◯「読売新聞」明治十三年三月七日付記事
〝横山町三丁目の辻岡屋文助より売出た名広沢辺萍(なもひろきさわべのうきくさ)といふ草双紙ハ
一昨日(をとゝひ)其筋より発売を差止られました〟
合巻『名広沢辺萍』初-三編 京文舎文京著述・仮名垣魯文校閲 梅堂国政画図 辻岡屋文助板「出板御届明治十三年二月十四日」
〈本作は明治四年の広沢真臣参議暗殺事件に取材した作品という。容疑者を犯人と見なして書き進めていたが、刊行
途中で容疑者が無罪となったため中絶せざるをえなかったようだ(「新聞種と小説-明治十年代の時事小説につい
て」松原真著 2017年(一橋大学リポジトリより) 〉