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☆ むだぐち 無駄口浮世絵事典
 ◯「将棋さしのむだ口」竹清編(『集古』丙子第三号 昭和11年5月刊)   〝石部金吉かな兜         はゝァの十三年    二手も三手も女夫(メオト)じやと   へぼ将棋王取より飛車を大事がり    如何して九両三歩二朱      おどろき山のほとゝぎす    乙にからんだ垣根の糸瓜     王手栗橋古河間々田    頂戴針箱たばこ盆        感服揉療治    勝てば芍薬坐れば牡丹      角なる上は是非もなし    よわり名古屋は城で持つ     段々よくなる法華の太鼓    そうか門前の別当        そうは烏賊の金玉    その手でお釈迦の団子こねた   そこだての地蔵様    いぢわる源太景季        はてなの種が三升    へたの考え休むに似たり     つておけさの盆踊り    おも白しかしらも白し尾長鳥   おどろき桃の木山椒の木    おっと北野の天満宮       大違ひの鬼子母神    感心股くゞり          堪忍信濃善光寺    角とだにゑやは伊吹のさしも草  よい所に鷺坂伴内    大丈夫かねの脇差        只取山のほとゝぎす    そうか越ヶ谷千住の先キだ    その手は桑名の焼蛤    そこだ源六茶の袴        そこで手洗ふ手水鉢    そうで有馬の水天宮       つまる八方外ヶ浜    やけの七ッの鐘を聞き      また負けの綱    負けて口惜しき玉手箱      なる程ちぎる初茄子    何にも梨の木さるすべり     桂馬の高飛び歩の餌食    歩の無い将棋は負け将棋     手が無いの次郎直実    敵もさるものひッ搔くもの    ありがたんぼで昼寝して鷹にけられて目がさめた    あぶなやのお染さん       残念閔子騫    三度に一度は負けずばなるまい  金桂あつて詰なん事なし    きたか長さん待つてたほい    仕方が無いと国からの状    仕方中橋神田ばし        ひどい目に袷帷衣(アワセカタビラ)ひとへもの    飛車道ゆんべばお楽しみ     つらい権八小紫    やけのやん八二人連れ      槍々御苦労    まけまして御目出度う      むかし権現様逃げるが上手    何にも奈良坂般若坂       けんのん様へ月詣り    桂馬のふんどしはづされぬ    歩取り姐さん下谷に御座る    手の無い時端歩つけ       安心清姫蛇になつた    飴食つて地固まる        さァ大変の大小柱暦    金桂鳥はからの鶏        金角寺の和尚様    きたか越後の紺がすり      四九十俵五人扶持    ひどい目に太田道灌       びつくり下谷の広徳寺    すまないの次郎直実〟