Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ みずえ 水絵 (浅黄)浮世絵事典
◯『反故籠』〔続燕石〕②269(万象亭(森島中良)著、文化初年成立)  (「江戸絵」の項)   〝錦絵の出はじめの比、浅黄といふ物あり、藍紙、紅、鼠色、草の汁にて墨板を用ゐず、採蓮船・邯鄲・    赤壁の様なる唐図を摺たるみよし四ッ切の絵にて、北尾重政の筆多かりし〟    〈これは今でいう「水絵」のことだが、錦絵の出始めの頃とあるから明和二年頃の作品をいうのであろう〉